テーマ:TVで観た映画(3783)
カテゴリ:映画 シ
あらすじ 結婚式の今日は、花嫁モナにとって最高に幸福な日となるはずだ。 けれど、彼女も姉のアマルも、悲しげな顔をしている。 なぜなら、一度“境界線”を越えて花婿のいるシリア側へ 行ってしまうと、二度と家族のもとへ帰れないのだから・・・。 感想 モントリオール 世界映画祭 4冠達成! (グランプリ、観客賞、国際批評家連盟賞、エキュメニカル賞) 普通、花嫁が行くのは教会ですけど この花嫁が向うのは、境界 イスラエル占領下のゴラン高原に住む 無国籍の花嫁 が、シリアに嫁ぎーのするんですが イスラエル、シリア両国の事情に 翻弄される姿を描いた作品です。 シリアは日暮れて 夕波小波♪ あなたの国へ お嫁にゆくの 出演は『扉をたたく人』のヒアム・アッバス 『パラダイス・ナウ』のアシュラフ・バルフム 『フリー・ゾーン 明日が見える場所』 のマクラム・J・フーリ 彼の実の娘で『不倫時間』の クララ・フーリが、嫁ぐ娘の役を演じています。 『シリアの花嫁』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 娘の結婚式よりも、腰抜けと言われない為に デモに参加って、それでも父親か! 「まるでイスラエル人だ」 とハテムに言われたハメッドは、アマルに 「不愉快だぞ」 本人に直接言えや(笑) 口をききたくないからって、子供か(^_^;) 孫バカで、ハテムに似てると言ったら 思いっきりロシア人の顔って否定されたり イヴリーナにトマトの切り方も知らない って陰口言ったり、ロシア人って えらい嫌われようようやな(^_^;) 境界に向うモナ一行、それを追う警察 その後を、内通者と付き合って謹慎と 言われたアミンの長女と、ハテム親子を連れ アマルが追いかける。 出国印は、占領を正当化させたい イスラエルの小細工だとして モナの受け入れをシリア側は認めず。 あのイスラエルの警察は、見逃してくれるのかと 思いきや、約束を反故にして、変なタイミングで 父親を逮捕に来よったな(^_^;) そして、弁護士のハテムに逮捕状と言われ あっさりと退散しよるし、意味分からん(笑) イヴリーナの医師設定を生かすために 倒れるアミン(笑) モナの入国を認めるように、赤十字のジャンヌが 歩いて何度も行ったりきたりするけど、電話で 何とかならんもんか(^_^;) スターの夫の力で、大統領に電話するが不在と あらゆる手段を使った後で、出国印を 修正液で消せば解決って、今まで何やってん(笑) ハテムと父親も和解し、ハッピーエンドかと思ったら さっきまでの人が交代して、振り出しに戻る(^_^;) 1人でシリア側に歩いて行くモナ 妹に背を向け、笑顔で立ち去るアマル 中途半端で、少し不可解に見えるラストやけど エンドロールの後の言葉が答えかな。 境界線を越えてしまうと もう二度と帰れない もう会えない家族への想いを断ち切って シリアで生きることに踏み出していった妹モナ。 姉アマルの笑みは、自分の力で巣立っていった 妹の成長が、嬉しかったんちゃうんかな。 そして、その場を立ち去っていったのは 妹に負けずに、困難に遭おうとも自分の意志を 貫いていこうという姿勢に感じた。 楽天以外の方は コメントにURLをお忘れなく♪ TBは、承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.23 22:04:54
[映画 シ] カテゴリの最新記事
|
|