|
|
|
2010.12.13
テーマ：ＴＶで観た映画(3797)
カテゴリ：映画 カ行
 あらすじ ある晩、ママに怒られて泣きながら家を飛び出した マックスはボートに飛び乗り、辿り着いた先は 大きなかいじゅうたちの住む島だった・・・。 感想 ゴールデン グローブ 音楽賞 ノミネート 『マルコヴィッチの穴』  のスパイク・ジョーンズ監督がベストセラーの絵本  を映画化ローリング・ストーン誌の人気映画評論家 ピーター・トラヴァース氏が、２００９年の 第６位に選んだ作品。 最近は何でもＣＧが多いけど、この作品の 着ぐるみのかいじゅうたちは 味があってＧＯＯＤ  体は着ぐるみで、顔の表情はＣＧらしいけど これ見よがしにＣＧを使い、最大の売りがＣＧ みたいな映画と違って、ＣＧが前面に出過ぎず 奥ゆかしい感じが良い  出演は、『ブラザーズ・ブルーム』  のマーク・ラファロ『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』  のキャサリン・キーナー 声の出演に、『マイ・フレンド・メモリー』  のジェームズ・ガンドルフィーニ 『サイコ・ビーチ・パーティ』のローレン・アンブローズ 『アダプテーション』  のクリス・クーパー 『ホーム・アローン』  のキャサリン・オハラ 『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィッテカー 『キング 罪の王』のポール・ダノ。 『かいじゅうたちのいるところ』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 『不思議の国のアリス』、『千と千尋の神隠し』 『ナルニア国物語』、『パンズ・ラビリンス』 『ハリポタ』等、現実の世界に不満を持つ子供が 不思議な世界に迷い込むというのは、子供向けの 作品では定番の展開やね。 あの世界が現実か空想なのかは、観た人 それぞれの自由だとは思うけど、個人的には 天才マックスの空想の世界だろうと思った。 ふしぎの国に行く前のアリスが、私の世界では 全てがあべこべだと言い、その通りの世界に 迷い込むが、この作品の一見、夢がありそうな かいじゅうたちのいるところが、実は現実社会と 何ら変わらない世界で、マックスが母親に話した 歩くビルと吸血鬼の話そのものやもんな。 マックスは、誰も味方のいないキャロルに 大事なイグルーが破壊されても、姉に無視され 砦を作っても、恋人が大事な母親にも無視された 自分の姿が重なり、一緒に小屋を壊して仲良くなる。 マックスは食われない為に、自分は王様だと言い 皆はキャロルの事を考え、その嘘に乗る事に。 現実世界では構ってもらえなかったのに かいじゅう踊りと言えば、みんなが踊るし 砦を作ると言えば、みんなが協力してくれ マックスは、夢のような楽しい時を過ごす。 １番の常識人？に見えたＫＷやねんけど フクロウのボブとテリーを石で落として これが好きなのと言うけど、絶対に 嫌われてるやろ(^_^;) 次第にギクシャクしていき、王様さえいれば 好きなＫＷが戻ると信じていたキャロルには 王様ではない事が知られ、マックスは 食べられそうになり、ＫＷの口に非難する。 あのまま、マックスを食べそうで ＫＷが怖かったな(^_^;) アライグマは、消化されたんか？（笑） マックスは、かいじゅうたちに別れを告げ 笑顔で走って家に帰り、母親に抱きつき ハッピーエンド。 片や、かいじゅうたちのいるところは 問題は解決するどころか、余計にこじれて 鳥っぽい奴の羽はもがれる等、散々な結末（笑） 釈然としない結末とも言えなくはないけど あの世界は、人の振り見て我が振り直せ マックスの分身であるキャロルの姿を見せて マックスに自分の過ちを気付かせる為だけに 存在してた世界だと思うので、キャロルが 幸せかどうかは問題ではないんだろうな。 マックスに限らず、良い大人になっても 自分の事を客観的に見るのは難しいよな。 最後、マックスが母親に謝るかと思ったけど 人間そんな簡単に成長せんわな（笑） マックスは我がまま過ぎるって意見も あるみたいやけど、他の映画に出る子供より 我がままで自分勝手でズルいマックスの方が よっぽど現実の子供らしいと思った（笑） 楽天以外の方は コメントにＵＲＬをお忘れなく♪ ＴＢは、承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2010.12.13 09:01:33
[映画 カ行] カテゴリの最新記事
|
|
