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2011.06.12
テーマ：ＴＶで観た映画(3798)
カテゴリ：映画 ハ
 あらすじ 問題ありの生徒たちに囲まれて、この中学校に来て ４年目になる国語教師フランソワの新学年が始まった・・・。 感想 カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞 『チェンジリング』  でも『戦場でワルツを』  でもなくこの作品を選ぶのが、いかにもカンヌらしい  セザール賞新人監督作品賞の『ヒューマンリソース』 インディペンデント・スピリット賞外国映画賞に ノミネートされた『タイム・アウト』の監督の ローラン・カンテですが、パルムドールのおかげで 初めて作品が、日本でＤＶＤ化された 元教師が実体験を基に書いた 「教室へ」という本が原作ですが、その著者の フランソワ・ベゴドー自身が主人公を演じている他 生徒役の子供たちも、全く演技経験の無い 素人ばかり  しかし、ドキュメンタリーと見間違うほど 下手な役者よりも、リアルな演技を見せた 『フリーダム・ライターズ』  って同じく実話物の映画に、設定は酷似してるんですが 全然違う印象の作品で、分かりやすくて娯楽性を重視する ハリウッド映画と、分かる人にだけ分かれば良い おフランス映画との違いを感じさせた 『パリ２０区、僕たちのクラス』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 京都タイガースって書いたＴシャツ着てた(笑) なんか、髪を赤く染めた先生がおったし(^_^;) 着席等に時間がかかるせいで、授業が １時間行えないと説教する教師に対し 授業は５５分だと、揚げ足取りする生徒。 すげー、ありそうな光景(笑) 「クズで無知なガキどもの癖に」 ゲイかどうか質問したり、小ばかにした態度とか ほんまにムカつくガキどもやったな(^_^;) 人種が雑多なクラスで、アンネの日記って 完全に『フリーダム・ライターズ』やったけど アンネの日記ごときで、ハッピーエンドにならず こっちのがリアルな感じがした（笑） 生徒の評価を決める会議に、不真面目ながらも ちゃんと聞いていた生徒代表は、内容を告げ口 それが問題に発展するが、そら生徒代表を 同席させたら、そうなるのが自然やな。 生徒がいてるのに、言葉を選ばなかった 先生がアホすぎやろ。 そして、スレイマンが暴れて、偶然 クンバが怪我をし、元々問題児だった為 退学させる方向に。 女生徒に対する売春婦発言で騒がれるが 「オーストリアは地図から消えても気付かない」 あの発言の方が、よっぽど問題やと思う（笑） 退学させるかどうかの審議にやってきた スレイマン母は、良い息子だと訴えるが 結局は、退学させられる事に。 家族面談の時に、フランス語が話せない事を 知っていたのに、兄を呼ばずに母親だけを 呼んだのが不自然やな。 時間が経過したようだが、スレイマン１人が いなくなっただけで、それまでが嘘のように 秩序あるクラスに変貌を遂げていた。 生徒と教師が仲良くサッカーをする様子からも 転校ではなくマリに帰され、勉学の機会を 奪われたかもしれないが、スレイマンの退学は クラス全体や学校にとっては、正しい判断やったんかな？ 「何も学んでない 就職コースは嫌」 そういう女生徒がいたが、フランソワは 成績表で気付いてなかったんか？ 一見、問題が解決したかのようなクラスにも 他にも問題は潜んでいるって事か。 クンバが９月から反抗的になり、その後 大人しくなった理由が、分からんかったな。 このページのトラックバックURL： http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/26618960 虎団Ｊｒ． 虎ックバック専用機に 承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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2011.06.12 07:34:44
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