緊急事態宣言の延長についてドイツから思うこと
今日は緊急事態宣言の延長について書いてみたいと思います。 この11月から 丸6か月ロックダウンされているドイツに住んでいる自分から見ると、 たった数週間、緊急事態宣言を延長したところで、 何も変わらないだろ、と思ってしまう。 飲食店は、テイクアウト販売のみ。 美容室も最初の頃は完全にしまっていたし、ショッピングモールも開いていないし。 学校がしまっていた時期もありました。 それでも、ワクチンが普及するまで、 ほとんど感染者が減ることはなかったわけです。 もちろん感染者と言っても、PCR検査の陽性者というだけで、 発症しているかどうかはまた別の問題ですが、 また検査する検査数も国によって違うわけで、一概に 言えるものではないですが。 感染が増えてしまってからのロックダウンはほぼ意味がないと、このドイツを見れば一目瞭然だと思っています。 ドイツはまだ国からの補助金があるので、 なんとか今を耐えれば、飲食店は、潰れることはないだろうと思っているわけですが、 日本は給付金もあやしい。時短営業、酒の提供もしてはいけないとなると、 本当に廃業に追い込まれるレストランも多く出てきてしまうと思います。 高齢者の方にこそワクチンを接種してもらって、 老人ホームなどの施設での感染者対策、検査に力を入れて、それ以外の若い人たちは、適切な感染症対策を行って、 ソーシャルディスタンスを保って、 食事をしていただく分には、 お酒の提供も問題ないと思います。飲食店でクラスターが起こったこともほとんどないと思います。 さすがにこのままでは本当に飲食業がなくなってしまう。怒りの声をあげましょう。