自転車。
最近、電車の定期券が高いこともあって(日本に比べればずっと安いけど…。)、券を買わずにできる限り自転車で移動している。バイトがある日は、自転車にほぼ1時間は乗ることになるから、週3時間以上は確実に自転車で移動していることになるかな。これだけ自転車に乗っていると、ケルン自転車界の格付けがなんとなく見えてきたのだ!!石畳の上でサイクリング。ここでちょっとケルン自転車界のクラス分けをしてみようと思う。1、「お買い物、散歩」クラス。これは自転車専用道路の整備されたドイツではお荷物、ちょっと邪魔な存在だ。車で言うと法定速度以下で走っている車というところ。ここには買い物帰りのおばちゃん、ちょっと足の悪くなったおばあちゃん、それから切り替えの壊れたマウンテンバイクに乗っているおじいちゃん、が当てはまる。このクラスでも日本のおばちゃんに比べると相当速い。僕の場合このクラスの人にでも、買い物帰りのおばさんに後ろから思いっきり抜かれることがあるぞ。びっくりするくらい速い人もいるが、全体的に遅く、マウンテンバイクの3×7の21段切り替えの1×1で歩行者と変わらない速度で一生懸命走っているおじいさんもいるのがこのクラス。2、「通勤・通学」クラス。このクラスはすでに平均的に相当速い。日本でこのスピードで歩道を走るのは、かなり危険だ(と、いっても人通りの少ない道なら日本でもこの速度で走られる)。自転車専用道路と歩道の区別がしっかりしているドイツで、気付かず自転車専用道路を歩いていると、このクラスの人によくひかれそうになる。他のクラスに比べて急いでいる人が多く、友人同士でふざけ合いながら走っている人も多いのが原因か。スーツ姿で自転車に乗っている人もドイツでは割と普通。むしろかっこよくさえ見える。3、「趣味レーサー」クラス。街中にはあまりいないがそれでも日本と比べると多く見かけえる。常にヘルメット、サポーターを着用し、「通勤・通学」クラスほど無謀な走りをする人もいない。自転車界の優等生だが、車と同じように右車線を走らなければいけないドイツで、悪気なく左車線を走っているとかなり嫌そうな顔をしてくるのがこのクラスの人たち。4、「暴走」クラス。むちゃくちゃ速い。ぶつかるとほぼ確実に重傷を負う。「通勤・通学」クラスの中で一番遅いクラスにあたる僕の走りでは、一瞬で抜かれる。このクラスに入る人たちは眼鏡をかけ、カバンは肩甲骨のあたりで背負っている人が多い。とまあ、どうでもいいことを書き連ねましたが、ドイツは本当に自転車専用道路が発達していて本当に走りやすい。驚くほど色々な年齢層の人たちが自転車を利用している。下の写真のように気軽に自転車で路面電車やバス、快速電車に乗られる点も素晴らしい。僕なんかも自転車がパンクした時や急に大雨が降ってきたときなんかは、さっとバスに乗り込んだことは何度もある。日本もこれくらい自転車専用道路が整備されれば、自転車で移動することも億劫でなく、みんなが楽しみながら移動や買い物をできると思うなぁ。どうでしょうか。