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カテゴリ:結婚準備メモリアル
この日は午後からイタリアのローマへ行く予定で、パリは午前中で終わり。
(私がフランス好きで、彼のほうはイタリア好きなので パリで挙式、その後ローマ観光という行程になりました。) 日本にいるとき彼に「パリではどこへ行きたい?」と聞いても 「どこでもいいよ。まかせる。」と言って イタリアのガイドブックばかり熱心に見ていた彼が、 唯一行きたいと言ったのがルーヴル美術館です。 ホテルはチェックアウトして、荷物だけ預かってもらいました。 「ジュ パーる」(チェックアウトをお願いします) 「エスク ヴ プヴェ ム ガるデ セ バガージュ ジュスカ ユヌーる」 (この荷物を1時まで預かってもらえますか) ルーヴル美術館のガラスのピラミッドが見えてきました。 以前ルーヴル美術館にきたときには、入場するための長~い列がありましたが、 今日は空いてるなぁ、と思いながら近づいていくと・・・ 休館! (休館日でなければ、こんな写真はとれませんね。) あらかじめ1日目はベルサイユ、2日目の挙式後はルーヴルと予定を決めたときには きちんと休館日を調べていたのですが、 旅先で前日に予定を変更してしまったので、すっかり頭から抜け落ちていました。 彼は「フランスでルーヴル美術館だけを楽しみにしてたのに!」と ひどく落ち込んでしまいました。 急遽オルセー美術館へ行こう!と彼を案内しました。 こちらは予想通り長蛇の列。 列の一番後ろに並び、開館を待っていました。 彼はきのうのディナークルーズ後に乗ったバスの空調でお腹を冷やし、「パリは寒いし、日曜日にはお店が休みだし、楽しみにしていたルーブルは休館」と待っている間ぶぅぶぅ文句を言ってました。 はじめはなだめていましたが、 いつまでも文句を言っているので、 「私の好きなフランスをそんな風に言わないでよ!」 と私も怒ってしまいました。 時間の経過とともに列はどんどん長くなり、 職員らしい人が列を整理しはじめました。 私たちの前で区切られ、私たちは別の列の後ろに連れていかれました。 列の先に見える入り口には、「予約・団体用」と意味がとれる言葉が書いてありました。 「このまま並んでていいのかな」と彼。 「私に聞いても知らないよ。こっちに案内されたんだからしょうがないよ」 ふくれながらこたえました。 入り口が開いて、人がどんどん中へ入っていき、 ガラスの外からどんな様子かうかがいました。 入り口では荷物の中身をチェックしていますが、 チケットを持っているかの確認はしていないようでした。 彼ははじめてフランスに来て、勝手も分からないし、言葉は通じないし、 ストレスがたまってたのかなと、少し考えなおしました。 「かばんのチェック後に、チケットを買いに行けば大丈夫じゃないかな」 「さっきはごめんね」「私のほうもごめんね」 仲直りして、いよいよ入場のとき。 荷物チェックをすませて、すかさずチケット売り場の前に並びました。 無事チケットを入手してオルセー美術館の中へ入れました。 オルセー美術館 2人分 18ユーロ(約2,600円) (1ユーロ=現金約147円、カード約142円でした。) 4日目その2 | ハネムーンINDEX | 3日目その5お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月27日 10時00分08秒
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