熱帯植物園へ、そして米ぬか石けんの仕込み
今日は夫と休みをもらい、一日自由に過ごせることになりましたので、近所の熱帯植物園へ行ってみました。ここへ住んで3年になるのですが、まだ一度も行ったことがなかったんです。熱帯植物園では、東南アジアの熱帯のさまざまな植物を見ることができました。特にイランイランノキ、パチュリ、ビャクダンなどを見られたのは良かったです。イランイランはアロマの学校の先生が「東南アジアに旅行したら是非見てきてくださいね」とおっしゃっていたので、間近でみられたのは本当に嬉しかったです。ちなみに花が咲いていればもっとよかったなあ。精油の採れる花自体が見たかったです。パチュリも熱い国の植物だとは知っていましたが、本物を見てなるほどシソ科だな、と納得できました。石けんの香り付けにもパチュリは人気ですよね。うちでは防虫剤として大活躍してくれています。ビャクダンはインドのマイソール地方という産地が有名なのですが確か木は60年経たないと切ることができないんですよね。そして1本切るごとに1本植えるという法律もあるということを以前学校で学びました。それだけ厳重に守られている木を、生えている状態で見ることができて嬉しかったです。画像を撮ってみたのですが、なんせ熱帯を再現しているものでレンズがくもって上手に撮影できませんでした(笑)他にも、カカオの木や、ココヤシの木などもありましたよ。石けん作りに欠かせない材料ですよね~。別の場所に様々なハーブも植えられていて、そこに『ソープワート』というハーブがありました。ソープワートは別名サボンソウ、サポナリアとも呼ばれ、名前から連想されるように、茎葉を煮出すとシャボン液が採れる石けんなんだそうです!利用法としてはまさに洗剤や石けんに使われるそうですね。小豆の中に含まれる成分でサポニンというのも石けんと似たような働きを持つらしいのですが、植物にそういう力が備わっているなんて驚きですね。自然の驚異とありがたみを改めて感じた一日でした。今日は夕方から900バッチで石けんも仕込みました。パトロンさんから依頼されている米ぬか石けんパート3です。マルセイユ石けんのオリーブ油72%の配合に米ぬかを仕込むことにしました。これを定番の”米ぬか石けん”にして売りたいと思います。私はいくらで売ったらいいのかわからなかったので、そのことをパトロンさんに話したらハリウッド化粧品のメイ牛山さんの側近の方に電話をして、材料など伝えた上に価格がどのくらいが相場なのかを聞いてくださりました。後日連絡をもらったところ、最低でも300円は取らないとダメとのこと。300円~500円の幅が妥当ではないかとのことです。長年企業の中で美容商品に関わっている方が言うことならそれが正しいのでしょうか、いくらに設定しようか、いろいろ考えているのですが、まだ悩み中です。パトロンさんも「慈善事業じゃないんだから、ちゃんとお金は取りなさい」とおっしゃるのですが、高すぎるのは消費者の手が届かないし、こちらとしても忍びないし、安すぎるのも手間を考えるとあれだし、変な材料を使っていると思われるのも嫌だし…。みなさんは、手作り石けん、いくらだったら買いやすいですか?