[アロマテラピー]の記事一覧 | 今日の私のいち考察

腰にアロママッサージ

久しぶりにアロママッサージをしました。対象は夫の腰です。ここ数年の間は、たまに腰の調子が悪くなるらしく、先日も重いものを持った瞬間に”ピキッ”とやってしまったらしいんですね。寝返りをうつのも「よっこらせ」だし、歩く姿も斜めになって、ひょこひょこ。動きはちょっと滑稽なのですが…（笑）、いや、笑ってる場合じゃない。せっかくなのでマッサージしてあげることにしました。筋肉や神経に良さそうなものを選んで以下のようにブレンド・マカデミアナッツ油・ラベンダー精油・スイートマジョラム精油・ローズマリー精油エフルラージュという手技をメインに（エフルラージュとは簡単に言うと”さする”動作です）掌を腰に密着させて、じっくりゆっくりと行います。繰り返しの動作、規則的なリズムっていうのは、人はリラックスするらしいんですね。なので、何度も何度も、やさしくさすっていました。それから、少し身体の深部に刺激を与えるような手技も加えて、最後は温湿布で温めます。とても気持ちよかったと言ってくれました。実はマッサージしている方も、気分がいいんですよ。なんというかですね、自分がリラックスしてやらないと受けている方もリラックスできないと思うのでゆったりした気持ちでマッサージしているんです。それにアロマの学校に通っていた時も思っていたのですが、人の肌に触れていると、とてもいとおしい気持ちになるんです。私の先生もそのように感じるとおっしゃっていましたし、仲間の中にも同じようにそう感じる人がいました。実はマッサージは、やっている方も癒されたりするんですよね。あ、もちろん個人差はあると思いますけど、私はやっていて、なんだか心地いいんです。不思議な感覚ですけどね。まだオイルが残っているので今晩もやってあげようかな？夫の叔母さんなども職業柄、身体をあちこち痛めているらしいので今度是非やってあげたいと思います。お礼には晩ごはんのおかずを貰おうかと…（笑）

香りの好き嫌いについて

今日は精油の話をしようかと思います。精油の香りって、好きなものと嫌いなものとありませんか？私は最初の頃、ラベンダーとパチュリが少し苦手でした。ラベンダーはフェイシャルスチームをした時に、ダメになったんです。蒸気吸入するとモロに香りを吸い込みますよね。濃いラベンダーの香りに気分が悪くなってしまったんです。パチュリは初めて嗅いだ時に、なんとなく好きだと思えませんでした。土臭い香りが他の華やかな香りに比べて見劣りならぬ、香り劣りしたという感じでしょうか。でも今ではどっちの香りも好きです。好きになりました。理由はいくつかあったと思います。ひとつはイメージワークをしたことです。香りを嗅いで、そこから人物の特徴や、風景などを自由に思い浮かべる行程をさします。香りに対してひとつの固まったイメージを持たずに柔軟に感じるようにするため、そして、その日の天気、自分の感情、嗅いだ場所、そういういろんな条件のもとでひとつの香りに関してのイメージがどう変わってくるかを試すものです。これはベテランの先生たちでも定期的にしていることのようです。このイメージワークを繰り返すことで、香りに対して第一印象に囚われなくなった気がします。ふたつめはアロマの試験のために何度も香りを嗅いで（嗅ぎ分けるテストがあったんです）香りを記憶したり、香りの特性をつかんだりして慣れたこともあると思います。不思議と嫌いな香りも、だんだん好きになってきたものです。それから、いろんな精油をいろんな方法で使いながら、精油ひとつひとつに関して勉強をすすめていくうちに、その精油にしかない素晴しさに気付き、惹かれて、最後には好きにならずにはいられなくなったのかもしれません。私自身”どんな香りでも好きになりたかった”ということもあると思います。食べ物でもなんでも、嫌いなものは克服したいと思うんです。でもこんな努力をしなくても、香りの好き嫌いって変わるんだそうですよ。長く臨床に携わっている先生方によると「好きな香り＝求めている効能」であることが不思議と多いということなんです。逆に「嫌いな香り＝求めていない効能」でもあるようです。たとえばクラリセージがとっても好きな人は、月経に異常があったり。その薬効を身体が自然と求めていることがあるようです。対して、クラリセージが嫌いな人は月経が順調な人が多く、だからクラリセージの薬効を身体が求めていないのでは、というように。イランイランが好きなのは、男性と年配の女性に多いとか。イランイランは女性性が強く表れている精油なので、それを男性が求めるのはもちろんのこと、年配の女性は女性ホルモンが減ってくるのと同時に好きになり、求めていく。だから、一番女性らしい２０～３０代の女性は、その香りを求める必要がそれほどない、とか。もちろん一概には言えません。ただ多くの症例に携わった方によると、そういう傾向も多いようですね。不思議なことですが。アロマを通じて知り合った友人は、私と出会う前までレモングラスが苦手だったそうです。でも私がそのことを知らずに「レモングラスをお風呂に入れて入った時、まるで高級ホテルのお風呂に入っているような気分だったんだ」と言ったんです。数日後、友人はお風呂にレモングラスを入れて入ってみたようです。そしたら「今まで感じてたのとは全く違って、とてもステキな香りでよかった」と報告してくれました。こんな風にイメージが変わることもあるんですね。私は今はどんな香りも素晴しいと思えていますが、この先自分が少しずつ変わっていくことで、また香りの好みも変わっていくのかもしれません。みなさんも、好きな香りと嫌いな香りに関して、その精油の薬効など調べてみると、自分の求めているもの、求めていないものがわかってくるかも？一種の心理テストのようなこともできるかもしれないですね。あ、繰り返しになりますが、”必ずそうである”ということではないですからね。「合ってないじゃん！」とか思わないように（笑）さっきの話はあくまで、統計的に見た場合の話ですから…

オススメ・花の香りのブレンド

アロマの本を読むと、精油のブレンドに関していろんな記述があります。しかし私個人が経験的に『これはいいな』と感じたオリジナルレシピも紹介してみたいと思います。今回は花バージョンです。１．花の香り数種類に、イランイラン１滴とサンダルウッド１滴をプラスする。花の香りはとっても気持ちを幸せにしてくれるのですが、ここにイランイランとサンダルウッドを加えるのがポイントです。イランイランも花の一種なのですが、必ず１滴入れてほしいという意味で別に記載しました。１滴で充分です。これ以上入れると香りが強すぎてしまうので、普通にご家庭でブレンドオイルを作る分量であれば１滴が丁度いいです。ほのかに「イランイランが入っているのかな」という程度が花の香りに深みを増してくれます。そして、サンダルウッドも１滴。花のブレンドの中に１滴入れるか入れないかで大きな違いがあります。サンダルウッドは全体をしっかりまとめてくれる香りだと思います。居酒屋で最後の締めに食べるごはんものみたいな存在です（笑）例えば30mlのマッサージオイルを作るとします。濃度は１％とします。・ホホバオイル30ml・ゼラニウム１滴・ラベンダー１滴・ローマンカモミール２滴・イランイラン１滴・サンダルウッド１滴上は一例ですが、これは私の大好きな香りです。スキンケア効果の高い精油が多く入っているので、フェイシャルマッサージに使いたい時は濃度を0,5％にして作ります。（顔につけるものは１％だと香りが強すぎます）まるで市販の化粧品みたいな、花の豪華な香りになり、気分もウットリしてきます。２．ローマンカモミールとスイートオレンジこれはもう文句なしのカワイイ香りになります。明るい気持ちになれる、大好きな香りです。今まで試したところ、老若男女に好かれると思いました。この２種類だけでもいいですし、この２種をベースにして他の精油を足してもいいと思います。３．ローズウッド、ゼラニウムをうまく利用する。少し詳しい方ならわかると思うのですが、ローズの精油はとっても高価です。なかなか買えるものじゃないですよね。でも、ローズは素晴しい香りと効能をもっています。そして昔から人々に愛されてきた非常に価値のあるものです。なんとか利用してみたいものですよね。そんな時はローズウッドとゼラニウム利用するといいんです。ローズウッドは単純に香りがローズに近いんです。ローズの香りのする木、ということで、花のローズとはまったく違った、ただの木なのですが、そのウッディーなローズ調の香りを利用しない手はありません。私はローズのような香りにしたい時に必ずローズウッドを加えます。初期に精油を揃える時にはあまり買わない部類のものだとは思いますが、いい精油なので私は常備しています。ゼラニウムもローズに似た香りがするのですが、ゼラニウムはなんと構成成分までローズに似ているんです。だから香りが似ているのもうなづけるのですが、成分が似ているということはローズと同じような効果効能も期待できるということです。この２つの精油で買えないローズの代わりをしてもらう（笑）アロマを勉強された方ならこのような使い方をしていらっしゃる方もいるとは思いますが、もしご存知でない方がいたら是非試してみてもらいたいと思い、載せました。さて、以上になります。今日は３つ紹介しましたが、少しでもみなさんのお役に立てれば嬉しいです。

アロマセラピストの試験に合格！

アロマを勉強し始めて１年半くらいになるでしょうか、先日やっとＡＡＪアロマセラピストの合格通知が届きました。思えば去年の春に１級を受けアドバイザーの資格を取り、秋にはインストラクターの試験を受け合格しました。でもアロマセラピストに関しては時間がかかります。昨年の夏にボディトリートメントの実技試験、そして秋に筆記試験、そしてこの春にカルテの30症例を提出し、それが認められて初めてセラピストに認定されます。特にインストラクター試験やセラピスト試験の筆記試験は精油学、基材論、歴史、解剖生理学や健康学など範囲が広く学習時間を要しましたので学生の頃に戻ったような気持ちで勉強していました。振り返ればそれも楽しかったですけどね。スクールに通っていたのですが、そこで出会った友達とは情報交換し合って一緒に勉強したり、本当に仲間がいて良かったと思います。スクールの先生にもいつも質問しまくっていたし、未だにメールでも相談に乗ってくださったりと、ありがたい存在です。またスクールは結構お金がかかるのですが、夫は私のやりたいことならと進んで援助してくれました。そして試験前には問題を出してくれたり、実技試験のためにモデルになってくれ夜な夜な家で練習させてもらったり、いろんな意味で感謝しています。さて、資格を取ってそれを生かした仕事をするのかと思いきや…まだアロマを生かした仕事をする予定はありません。アロマは非常に好きですが、アロマでどんな仕事がしたいか自分の中でまだ定まっていないのです。いえ、ひょっとしたら本業は別にして、アロマは趣味程度にしておくのが合っているのかもしれません。その辺りに関しては、これから焦らずにゆっくり考えていきたいと思います。ま、とにかくＡＡＪのすべての資格を手にすることができ、とりあえず一安心です。これからもアロマの力を借りて、いい香りの中で生活したいものですね～♪

精油日記なるもの

アロマの世界に入って１年半くらい経ちました。自分なりに勉強もしたし、それだけでは物足りなくなってスクールにも通い、ＡＡＪの資格試験もすべて受けました。（今はアロマセラピストの申請をしたので認定待ちです）匂いの奥深さにどっぷり浸かり、植物の力に感動し、自然って素晴しいと敬意の気持ちまでもつようになりました。アロマトリートメントの技術も得たので、人の身体に関して意識が向くようになり、今では自分や周りの人たちの健康にも目を向けていることに気付きました。以前の私からは想像できない変わり様です。それに、アロマの世界に入ったおかげで、手作り石けんにも興味をもつようになりました。世界が広がり楽しいです。アロマや石けん作りをされている方、ハーブを育てている方なども、きっと私と同じようにこんな気持ちなんじゃないでしょうか。さてさてそんな中、私は『精油日記』なるものをつけてきました。アロマに関してどんな材料をどこでいくらで買ったか、○月○日にはどんなブレンドで誰にどんなトリートメントをしたか、夏にはどういったタイプの化粧水を作っていたか、これとこれとこの精油のブレンドは素晴しくいい香りだった・・・等々、すべて記録しています。これはすごくいいです。反省もできるし、これからのヒントにもなる。毎日の日記は書かない（続かない）私ですが、この『精油日記』だけはかかしたことはありません。本当に好きなんでしょうね。最近この『精油日記』は『精油日記・石けん日記』に改訂されました。石けん作りも考えるだけで楽しくて楽しくて仕方がないのできっとこの『石けん日記』も続くと思います。何年後、何十年後にノートがどっさりたまっているといいな。せっかくなんで今日作ったものをひとつだけ紹介。なぜか今年は蚊に喰われまくっている！！さっそく虫除けスプレーを作りました。去年も好評だったので。精製水・・・・・・・95ml無水エタノール・・・5mlレモングラスＥＯ・・6滴ゼラニウムＥＯ・・・3滴ペパーミントＥＯ・・1滴１．無水エタノールに各精油を入れてよくかき混ぜる。２．精製水を加えてよく振る。あとは使う前に振るだけです。本当は1％濃度で作った方が効果としてはいいと思うのですが、私は肌があまり強い方ではないので0,5％で作りました。アルコールも控えめにしています。これで２～３時間は蚊とはおさらばです！どれも虫の嫌いな成分の入った精油なので、良かったらお試しを～