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カテゴリ:今は昔
前回記事 にて書いた通り、土日に他用もあって古書店巡りをしてきました。 それほど熱心に探したわけではないので神田でナイフ関係の本を見つけられず、 高山本店で能面や武道書を見てそそくさと帰りました(笑)。 正しい出典として使用できない雑書に高額は出せないので、 古書店チェーン巡りに切り替えたところ、中目黒の某店で見つけた 『コンバットマガジン』2001年2月号、2002年12月号(各100円也)に 対人用ナイフの記事が掲載されていました。 抜粋しようにもあまりに酷い内容の文章が多いため書き写しませんが、 〈「本当の喧嘩』に勝てるナイフ〉(2002年12月号 P.46 )など、 明らかにナイフによる武装を勧めるような記述もあって、 エアガンに興味を持った小中学生やナイフについて詳しくない人たちが はじめて読むナイフ記事としては極めて悪質な文面だと思います。 そして、記事に対する批判を受けてか、 〈 “ストライダーなんてインチキだ, ミリタリーが使うハズがない” などと叫んでいた 日本人がいたそうだが、彼はこのショップを訪れ確認したうえで言ったのだろうか? はたまたシットマンの遠吠えか…。〉 (2001年2月号 P.51) との反論めいた文章も書かれていますが、 メーカー関係者の軍歴を宣伝材料として商品を売り出すのなら、 然るべき機関を訪れ確認をとったうえで販売に踏み切っても遅くはなかったでしょう。 今後も意図的に経歴詐称を隠し通すなら「詐欺」と言われても仕方がない。 しかも、関係者の経歴詐称は STRIDER だけに限った話ではないようですし、 誇大表現の多い記事は他にもあったと聞いていますので、暇な時に確認してみます。 自分個人はやはり、出版社にしろ、関係者にしろ、 ナイフを武器として宣伝し、さらに捏造した記事を添付し、 ナイフ事件が多発した際にこれまでの商業行為の影響かどうかを省みることもなく、 適当に誤摩化して意見も云わず、まして謝罪もしない、 そんな国内のナイフ業界はまったく信用できないし、 他の人にも日本語情報のみのナイフ趣味を絶対に薦めません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月24日 03時07分14秒
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