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暗い中、角館町内を走り抜ける。 地元の人が家々から軒先に出て、行ってらっしゃいと声をかけてくれる。 町の中を走るせいか秋田内陸は他のマラソン大会より応援が多い。 山の中は別だが人家があるところでは必ずといっていいほど一家を挙げて応援してくれる。 武家屋敷を抜けるあたりで少しずつ夜が明けてくる。 右折して国道46号線に出ると完全に夜明けだ。 上り坂にかかるがこの辺で今日の体調が分かる。 あまりよくないようだ。 息が少し上がってくる。 苦しさを感じる。 きのうまでは楽に走れそうな予感があったが、ちょっと不安が出てきた。 国道46号線から今度は左折し国道105号線に入る。 いよいよここからが本番だ。 町村合併で以前町や村だったところがすべて仙北市に括られている。 西木村も村が取れてしまった。 そんな中を体調を気にしながら走り続けるが、今度は足が重く感じるようになってきた。 スピードはもともとないがそれにしてもペースが上がらない。 10kmのエイドに到達し水を一口飲んで先に進む。 秋田内陸を走り始めたころはローカルな大会だった。 まさに手づくり、沿道の住民を中心にしたどこかホッとする大会でサロマ湖のような大会とは一線を画していた。 当然参加者も地元ランナーが中心でスタートゴールまでの市町村からの参加者が圧倒的だった気がする。 ウエアをみるとそれがわかる。 大曲、角館、西木、阿仁、上小阿仁、米内沢、鷹巣、大館といった名称がウエアに見て取れるのだ。 走友会もあるが消防署とかの団体名もあったし、お揃いのランパンランシャツ姿で大勢の仲間で参加しているグループもある。 チャレンジ秋田とか千代田といった名称も目に付く。 それらのグループが依然として参加が続くと同時に最近は大学生の参加もある。 東京農大も何人かのグループで走っているようだ。 ランニングブームのせいか年齢も全体的に若返り、仮装やカラフルないでたちで走っている。 その一方で見るからに参加することに意義があるといったランナーも増えている。 シューズやウエアを見ただけである程度は判別できる。 Tシャツにハーフパンツ、シューズもテニスシューズかスニーカーの類。 ハーフマラソンまでなら許せるがそれ以上の距離はある程度の走暦がないと難しい。 スーツランナーとは訳が違う。 まあ周囲に迷惑をかけなければよいのだが、このようなランナーが増えるのは心配である。 そうこうしているうちに大覚野峠が近づいてきた。 手前にある駐車場にあるエイドに到着。 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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