カテゴリ:神経症の成り立ち
同僚も私と同じようにミスをするのですが、同僚の場合は本人もあまり気にしていないようで、また上司があまり厳しく怒ることはしていないように見えるのです。
どうして自分だけがきびしく叱られるのだろうかと思いました。 ある時、あまりに腹が立って「人間は完全ではないのだから、たまにはミスをする事もあるんじゃないですか」と反発したことがあります。 その時は、眉間にしわを寄せて、むくれて、敵と戦うやくざのような形相となっていた。 相手は、自分がミスをしておきながら、開き直るとはどういう量見だ。あんな奴はやめさせてしまえと言われた事があります。 今思うと、私はミスをすると、またこっぴどく叱られるという気持ちが強かった。 相手が好意的に自分をかばってくれるという気持ちが全く持てない。 相手が敵のように見えて言動が挑発的なのだと思います。 態度も暗く、意気消沈して、けんかを売ってきているように見えるのだと思います。 自分は恐怖と怯えでいっぱいなのですが、相手はやくざの脅しのように見えるので、かばってやって、今度挽回してくださいとは言いにくいのだと思います。 自分は永遠に自分と相手を責め続けてきました。 自分自身はいらだちと怒りだけではなく、なんともいえない無力感にさいなまれて、自己否定に陥りました。 生きていくのがつらい。こんな自分を産み、育てた両親が憎い。 少しでも楽になろうとして、仕事をさぼる。病気を装って休む。人に頼る。 次の仕事をしないでやった仕事のチェックばかりしている。 自分を守るための精いっぱいの防御です。 悪循環の繰り返しですね。 胃潰瘍になり、うつ状態になり、精神科にかかるようになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.08 08:57:59
コメント(0) | コメントを書く
[神経症の成り立ち] カテゴリの最新記事
|
|