カテゴリ:物の性を尽くす
物の性を尽くすという言葉があります。
森田先生の水の活用は有名です。 風呂のお湯は洗濯、ふき掃除、植木、打ち水など徹底的に利用しつくすというものです。 森田先生はそのまま捨てるということは考えられません。 この手のエピソードは森田正馬全集5巻に満載です。 私は、これは比較的自分の生活に応用できると思いました。 こういう気持ちでいると、神経が四方八方に敏感に反応していくようになります。 これを徹底して神経症を克服した人を知っています。 「急がば回れ」ということわざがあります。 直接神経症を治そうとするよりも、かえってこのやり方が早かったという実感があります。 私は5点に拡大して取り組んでいます。 物、お金、時間、己、他人などです。 それぞれ持っている「存在価値」や「潜在能力」を最大限に活かしてゆくことを言います。 これは言葉で理解するだけではなく、実際に生活の中で実践して生活してゆくことが大切です。 私の物の性を尽くすことで取り組んでいたこと、いる事を紹介します。 マイ箸を持ち歩く。 買い物袋を持ち歩く。 コピー用紙は裏も利用する。 服の棚卸をして、有効活用する。 無駄なものはバザーに出す。 本はリサイクルされたものを利用する。 ボールペンやシャープペンシルは限られたものを大切に扱う。 水を出しっぱなしにしない。洗面器一杯の水で顔を洗う。 パソコンや電燈のスイッチをこまめに切る。 テレビはDVDに落としたものを見る。 生活の発見誌は切り抜きをして整理する。 お金の活用のためこずかい帳をつける。こずかい帳の予算管理をする。 時間の活用として細切れ時間の利用 自分の活用として、やってみたいこと興味のあることに手を出してみる。 他人の活用として適材適所の仕事を見つけてあげる。 これ以外にもいろいろとあります。 皆さんもそれぞれに考えておられることでしょう。 さらに増やして生活の中に取り入れてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.06 22:32:55
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