カテゴリ:神経症の成り立ち
現在別料金を支払うと、好きなナンバープレートがもらえます。
いかに特定のナンバーにこだわっている人が多いかということだと思います。 よく見かけるのは、0001、0007、0008、0088、0333、0555、0777、1111、3333、5555、7777、8888などのぞろ目である。 その他、自分の好きな語呂合わせのものがあります。 1122はいい夫婦。1188はいいパパ、いい母。 2525はニコニコ。3776は富士山の標高だそうです。 嫌われる番号の筆頭は4219です。「死に行く」と読めますから当然でしょう。 この番号は友人から教えてもらって意識するようになりました。 4989は、四苦八苦を連想させますので、避けたくなります。 その他暗証番号と同じにしている人もいます。 最近は誕生日などと合わせている人はあまりいませんね。 不吉な番号のこだわりは、どうすることもできません。 私は、1、11、111、1111という数字が嫌いです。 それは家族の不幸がその数字に重なっていることに気づいたからです。 1月11日、11月11日というのは、思い出すのも嫌な日なのです。 その手の番号を見ると、自分なりの厄除けのおまじないをしています。 厄除けをしないと、自分に不幸が降りかかってくると勝手に思っているのです。 本を読んでいるとき、111ページは気になります。 111ページは急いで読み進めるようにしています。 集談会で7、77、7777がどうも苦手ですという人がいました。 私は7はラッキーナンバーだと思っています。 人によって忌み嫌っている番号は違うようです。 日本人は4や9という数字を嫌う傾向があります。 外国人は意味が分からないそうです。 反対に13は嫌いという人が多いようです。 数字にこだわって、生活や仕事に影響が出てくるようでは困ります。 私の場合は、厄除けのおまじないは15秒くらいで終わります。 それが済むとリセットできますので、問題はありません。 ガスの元栓、水道、電球のスイッチ、クーラーの切り忘れ、戸締り、忘れ物の確認恐怖で苦しんでいる人がいます。こういう方はまず呼称確認を行う。 それも1回ではなく3回とか5回とか回数を決める。 私のようにおまじないを行えば、リセットされるのだという、変な確信のようなものが持てれば何とかなる人もいらっしゃるのではないでしょうか。 もう一つ有効なのは、外出するとき確認が必要なものはいくつかあります。 一つではないはずです。それらをすべてリストアップすることです。 それを見て、一つ一つ丁寧に確認していくのです。 ガスの元栓okというふうに、神経を集中して確認することが大事です。 不安だという人は、確認に神経を集中していないことがあります。 うわの空になっていると、不安が発生します。 1回で安心できない人は、2回、3回まではおこなう。 それ以上はやりすぎです。むしろ精神交互作用を強めてしまいます。 それと玄関のカギは、よく確認すれば、隙間から施錠されているかどうかわかる場合があります。チェックする時のポイントです。 そこまでいかなくでもドアノブを回してみれば施錠されているかどうかは分かります。 確認不安は人間ならだれでも持っています。それが正常です。 基本にのっとった正しい確認行動をとることが先決だと思います。 それでもどうしても確認行為が治らない人は、生活の発見会に強迫行為専門の集談会がありますので参加することをお勧めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.29 06:37:50
コメント(0) | コメントを書く
[神経症の成り立ち] カテゴリの最新記事
|
|