カテゴリ:治るとはどうゆうことか
生活の発見誌の5月号にとても役に立つ記事がありました。
私は趣味の野球で子供達に野球等を教える機会がありました。 その際に、自分がうまいと思う人、そうなりたいと思う人を決めた方がいいよと言ってきました。その上で、「その人の真似をするとうまくなるよ」と言ってきました。 モデリングです。この方が教える上で確実であり上達が早いのです。 これを集談会に行き始めてから自分に言い聞かせ、実行してきました。 言われるままになんでも受け入れて、やってみるようにしました。 この考え方は私も同感です。森田理論を自分のものにする早道です。 私の場合は集談会に優れた先輩会員の方がいらっしゃいました。 その方はいつも優しく寄り添って励まし続けてくださいました。 批判や否定されたことは一度もありません。 自分が気づいていないような小さなことを評価してくださいました。 体験発表した時、他人から言われたことをすぐに生活の中に取り入れることは素晴らしい。あなたのような人はきっと神経症を克服できると言われたことは今でも懐かしく思い出します。 その方は森田理論学習も奥深いものがありましたが、私が最も感銘を受けたのは実生活への応用面でした。生活そのものが森田理論の活用・応用といった感じでした。 この方にお会いできて親しく交流できたことは感謝以外のなにものでもありません。 森田先生からも大きな影響を受けました。 それは人の思惑が気になるという神経症で苦しんでいた時でした。 森田に限界を感じて、別の道を模索していた時でした。 森田全集第5巻を読んでいた時、森田先生はいくつも宴会芸を持っておられることが書いてありました。特に鶯の綱渡りの芸には驚きました。 また宴会などでは落語家を招いたり、寸劇やゲームや盆踊りなどをされていることも分かりました。私は直感的にこれだと思いました。 私は森田先生の真似をしてみようと考えました。 一人一芸を極めることで神経症を克服できるかもしれないと思ったのです。 アルトサックス、獅子舞、ドジョウ掬い、浪曲奇術、腹話術、傘踊りなどに取り組みました。そこが高じてチンドン屋のグループに入り、老人ホームの慰問活動をするようになりました。 練習に熱が入り、ある日気がつくと神経症のことを忘れていたことに気付きました。神経症を克服するには、この手があることは後で分かりました。 現在神経症で苦しんでいる人は、神経症を克服したときに、あの人のような生き方をしたいというモデル探しをすることをお勧めします。 集談会に参加しているとそのことが可能になります。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.26 06:36:49
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