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森田理論学習のすすめ

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2024.03.08
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人間関係で注意したいことを取り上げてみました。

1、腹が立つなどの不快な感情は池のなかを泳ぐ鯉のように自由に泳がしておく。
きちんと向き合うようにする。
その感情がいいとか悪いとかの価値判断はしないようにする。
どんなマイナス感情でも自然現象ですから、是非善悪の価値評価をしても意味がありません。

私はマンションの理事会の書記をしています。
別の用事があって理事会に出席できないことがありました。
副書記の方に私の代わりに議事録を作成してくれるように頼みました。
その方はいろいろ理由をつけて難しいといわれるのです。
私はそれを聞いて腹が立ちました。
副書記の役割を果してほしいと思いました。

但しそれを口にすることはしませんでした。
5分程度その感情を自由に泳がしてみたのです。
時間が経つと冷静になれました。客観的な立場に立つことができました。
そうか、副書記の人はパソコンを持っていないと聞いたような気がする。
それならパソコンが出来る理事長に頼んでみようか。
それよりももっと良い方法がある。
手書きしてもらってあとで私がパソコンで清書すればいいのではないか。
録音機もあるので理事会の模様を録音して、後で議事録を作ることもできる。
これで波風が立つことなく、この問題は解決した。

2、行動の原則に「感情と行動は別物」として取り扱うというのがあります。
「森田理論学習の要点」の「行動の原則」の9項目目に書いてあります。
これを意識して、役者が上手に演技をするように、心の手の内をさらけ出さないように心がける。
これを取り入れないと潤滑油の切れた歯車のように人間関係がギスギスする。
飲み物でも熱すぎると飲むことは不可能です。
少し時間をかけて冷ますと、火傷をすることはありません。
売り言葉に買い言葉の対応はとても危険です。

3、相手が気を悪くするかもしれないと思った時は、口外しないように我慢する。
たとえば、「あなたはさっきから何回も同じことを言っている。ボケてきたんじゃないですか」などと言ってはならない。心の中で感じたままにしておくことだ。
このことを森田先生は人情から出発すると言われています。

4、話し名人よりも、聞き名人を目指す。
知っていることでも、相手から教えてもらうようにした方がよい。
相手の話を聞くのが7割、自分の発言は3割に抑えるくらいの気持ちでやっとバランスがとれる。
多少言い足りなかったなというぐらいがちょうどよい。

5、相手の話を聞く時はきちんと正対して聞くようにする。
別のことを考え、ほかのことをしながら聞くことは控える。
相手に顔を向けて、うなずいたり、相手の話を復唱しながら聞く。





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Last updated  2024.03.08 11:16:05
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