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超敏感肌の管理人が化粧品について勝手に考察

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【プロフィール】

重度金属アレルギー体質
 →過去口腔内の金属全般撤去
甲殻類アレルギー
 →キトサン(グルテンフリー)は大丈夫
ハウスダストアレルギー
 →羊毛繊維は大敵
・植物エキスにもかぶれやすい
 →ヘナ・インディゴアレルギーその他多数
・にきびはミネラルファンデーションで完治
 →使用できる製品限定
・年齢と共に白髪染め全般ヘアケアに関心
 →サロン用ヘアマニキュア(超低濃度)使用
・頭皮や食事の影響も肌に出やすい
 →アクの強いものや刺激物には要注意


こんな私ですがどうぞよろしくお願い致します。

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2013.10.12
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カテゴリ:ヘアケア
前回色素の構造式についてのお話をしたのですが、
HC染料について調べているときに、ある資料を見つけました。

東京都健康安全研究センターというところに『化粧品に配合される新規頭髪用染料の分析法』という論文?(pdf)があるのですが、ちょうど2ページ目にHC染料の構造式が載ってあります。


私が見た中では、アミノニトロフェノール系をのぞいて
HC染料は、HC青2、HC黄4、HC赤3、塩基性青99、塩基性茶16という組み合わせが一番多かったです。(以下抜粋)

HC青2
1.jpg

HC黄4
2.jpg

HC赤3
3.jpg

この構造式を見るかぎりでは、
HC赤3にはNH2とNO2とふたつくっついているようです。

ということはHC赤3にはかぶれの危険性が大きいということになるのでしょうか???


実際のところ、HC赤3にかぶれやすいのかどうかはわかりません。
いちばん怖いのは使い続けることでだんだんかぶれがひどくなることだと思いますしね。
そうなってしまうと使えるものがなくなってしまいますからねー…
私の場合ヘナがそうでしたので、もともとヘアカラー色素にかぶれないとは思わないのですが、
実際HC赤3が含まれていた髪彩では、色素に関してのかぶれというのは感じなかったです。

HC赤3を含んでない場合、ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノールが含まれている商品が多いようです。
私個人ではこっちのほうが刺激を強く感じます。



この構造式とのかぶれの関係からなのかどうかはわかりませんが、
実際塩基性染料のみでHC染料を含まない商品もありました。


数は少ないですが、『エフキュア』と使用してた『黒染めヘアカラー』、あと『髪伝説』という3つです。今はもしかしたら、もっと商品として存在してるのかもしれません。


黒染めヘアカラーと髪伝説は使われている色素の組み合わせはまったく同じで
塩基性青99、塩基性茶16、塩基性赤76、塩基性黄57

塩基性茶16の構造式が
5.jpg

でNH2がひとつくっついてるので、
色素の安全性だけでいうならば、塩基性青99、塩基性赤76、塩基性黄57、
つまり三原色の比率で黒~茶色を作り出すのが一番安全と言えるのかもしれません。
(個人的な意見です…だけど、このシンプルな組み合わせで色味を表現するのが難しい…とかになるのかも)



ですが
ヘアマニキュアに使用されているタール色素の中にもNH2やNO2が含まれているものもあります。
ですので、このあたりはどの程度までつきつめて選んでいくか…かもしれませんね。


ただ、こういった知識を得ることで、避けたほうが良いもの、大丈夫そうなものなど
ある程度自分で選択でき、かぶれるリスクを避けることができるようになるのであれば
とても大きなことだと思います。
肌の弱い人にとっては、かぶれるかもしれないもの、かぶれてしまったら何にたいしてなのかをさぐっていくのはとてもパワーがいるからです。












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Last updated  2013.12.01 11:16:21
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