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カテゴリ:コスメ
グリセリンについて調べている時に、いろんな種類があるのでちょっと表にしてみました。
グリセリンは各社いろんなメーカーさんのものがあるので仕様も様々だと思うのですが 今回参考にさせて頂いたのは ・阪本薬品工業 ・ミヨシ油脂 ・花王 ・日油 です。 その中で、精製グリセリン・食品添加物グリセリン・日本薬局方グリセリン・日本薬局方濃グリセリン・化粧品用グリセリン・化粧品用濃グリセリンについてまとめたのが以下表です。 空欄のところは記載が無かったところです。 コスメ用としては、化粧品用濃グリセリンが一般的だと思うので赤く着色しています。 この表を見て思ったのが、化粧品用濃グリセリンはグリセリン分が化粧品用グリセリンよりも高めですが(95%以上)、精製グリセリンも意外とグリセリン分が高く日油の製品では食品添加物グリセリンもけっこうグリセリン分が高めなんですね。 ちなみに精製グリセリンの用途は化粧品用にも使われるみたいですが、化粧水よりもヘアケア製品なのかな~とか思ってみたり…。 例えば日本薬局方や化粧品規格のものは、検査項目の有無がにていますが、 食品添加物や精製グリセリングレードには無いものもあります。 例えば、『揮発性脂肪酸』や『脂肪酸エステル』などの項目では記載が無いということは そもそも検査をしていないということなんでしょうかね? また日本薬局方と化粧品用はとても似てるのですが、 水分の項目が化粧品用では無かったり…(謎) グリセリンは種類がたくさんあるので、用途方法により作り方も違えば、 検査も異なってくるのでしょう。 一般にグリセリン分が高い=高品質と判断するのはちょっと危なそうです。 食品用や精製用が化粧用と同じ検査をされているわけでは無いということは、 グリセリン分が高くても肌への刺激性についてはまた別問題と思うからです。 さて次は実際に試してみたグリセリンについてのまとめです。 A品:グリセリン分99.5%以上(日本製:由来不明) B品:グリセリン分99.6%以上(アメリカ製USPグレード:パーム油他ヤシ油、オリーブ油) C品:グリセリン分95%以上他水分(日本製:パーム油、ヤシ油) D品:グリセリン分95%以上(日本製:パーム油、ヤシ油) ※USPといのは米国薬局方の意味 この中でD品以外私はすべて肌に合いませんでした。 もちろん個人によって使い心地は異なるので、すべてOKな方もいれば 逆にD品がダメでほかのものならOKという方もおられるかもしれません。 たかがグリセリンですがされどグリセリンです。 合わないグリセリンを使用するとやはり肌に吹き出物ができてしまうのです。 私は『化粧品用』と記載されているグリセリンしか買いません。 ですので今回試したものはすべて化粧品用ですがそれでも使用感に違いがあります。 ですので、一回試してグリセリンは自分の肌に合わないんだな~と思われる方も 製品を変えてみると合うという場合もあるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.08 20:32:01
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