★デザインのもつ力その5★タケフナイフ★
28歳の時に事故に遭い、故郷武生に帰った佐々木和男が、あらためて出逢ったのが武生の地場産業であるハガネの技術である。この70年の歴史をもつ日本の伝統工芸ハガネが、日本刀並みのシャープな切れ味に生かされている。どんなに切れる包丁でも、持ち手と刃の付け根から錆びるものだが、持ち手と刃を一体成形することで、その欠点をクリアーしたのが佐々木和男のデザインしたタケフナイフである。積層ステンレス鋼でハガネをサンドイッチにしてあるから、切れ味も保ちもバツグンだ。しかも美しい。こちらは使いやすいペティナイフのシリーズ。 タケフ クレウス12P 4,725 円 タケフ クレウス13 6300yenタケフ エクセクター12p 4725yenタケフ エクセクター16 6300yen「鋼の錬金術師」って実は佐々木和男のことではないのか?と思ってしまう筆者であった。あ、違いましたね(^_^)料理好きには堪らない、まさに一生モノの包丁である。その他記事はこちらからデザインのもつ力 その1 イサムノグチの灯りデザインのもつ力 その2 イサムノグチのノグチテーブルデザインのもつ力 その3 ペイリンモデルの眼鏡デザインのもつ力 その4 HOLA GANBARAという時計デザインのもつ力 その5 タケフナイフデザインのもつ力 その6 イサムノグチのテーブルスタンド