フルート吹きの休日

最近日本のフルート教育において、超有名になっている某先生ご夫妻が当地にいらした。
それが、「三つ子の魂」先輩と空港へお迎えに行った方だ。

先輩は、先生ご夫妻が当地にいらっしゃるのに便乗して里帰りなさったのだ。

先輩は朝から奥様を観光にお連れされ、私は先生をお昼ご飯にご案内し、午後の予定にお付き合いして、夕方から今日お泊りになる温泉町へお送りする。
夕食を予約してある先輩の知り合いの農家レストランでは、４人で即席アンサンブルをすべく、先輩が張り切っていた。
楽譜、譜面台、奥様用のフルートを持って来るように指示されていた。

昨夜の食事の席で、前々から目論んでいたと思われるこの提案を先輩がした時、奥様は、
「何の為に？私は今日から休日ですよ～。」
と、おっしゃっていた。
お二人と別れてから先輩に、「大丈夫ですか？お貸しするのは私の古い楽器しかないですよ。」
と言ったが、その返事は、「大丈夫よ。現場に行ったら、きっと吹いてくれるから。」

先輩の言葉通り、現場に行ったら、吹いてくれました。
４人とも、初見で吹きまくって、満足して（又は、役目を果たして）、焼肉を食べたのでした。

そして、私は途中で退座して、１時間強の道のりを家に帰ったのでした。
先輩には閉口しましたが、先生方ご夫妻には喜んで頂けて、良かったと思います。

新しいつながりが出来て、良かったです。←　という事は、先輩にも感謝、か・・・。