全て
| カテゴリ未分類
| ガラスの艦隊
| 種、運命
| フランスの本
| コス関係
| 漫画
| 映画/ドラマ
| 小説/本
| アニメ
| ゲーム
| 演劇
| 音楽
| 旅記
| 銀魂
| 絵画
| FF4
| ドイツの本
| イギリスの本
| 日本の本
| アメリカの本
| ロシアの本
カテゴリ:映画/ドラマ
普段はあまり見ない邦画。すごく面白かったです。
殺人の被害者の娘と加害者の娘の邂逅物語。 加害者の娘に、殺人を犯させようと仕向けるところが良かったです。お父さんの罪と罰を引き継げるのよと追い詰める!女って怖いな 洋画だと遠いところでやってるフィクションみたいに感じますけど、邦画だと本物の話のように思えます。 都築さんが、旦那に暴力をふるわれている時、父親が殺した子供になりきって「痛い、もうやめて」と泣くところが切なかったです。 加害者の娘って立場もかなりしんどいです。 父親の罪を背負っていくべきなのか。子供が体験した恐怖と痛みを味わうことで償おうとする姿勢は健気でした。殴られる女の典型って感じ。 そんな都築さんの一番デリケートな部分に踏み込むカコが残酷でよかったです。自分の方が被害者だって思えるからこそ、相手を追い詰められます。 父親と同じ罪と罰。同じだけの罪を犯すことで父親と同じ位置に立つことができる満足感を味わえるのか。人を殺した父を理解できない苦しみや尊敬できない苦しみを乗り越えられるような気がします。 最終的に、どっちが被害者なのかわかんなくなりましたけどね。被害者のお父さんも殺されて当然なことしてたわけですし。 結局、どこかで過去と決別して、自分の幸せのために生きていかなきゃねって感じで終わりました。 カコが本当は被害者の娘だとわかっていて、旦那を殺す計画を一緒に立てた都築さんはスゴイと思いました。これも自分への罰だと思ってやっていたのか。 最後にお互いの携帯アドレスを削除した時、過去のことはキッパリ忘れて未来を向こうという二人の意気込みを感じられて良かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.28 01:38:55
[映画/ドラマ] カテゴリの最新記事
|