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今日、茶掛けという形式の掛け軸が表具店から届きました
茶掛けとは、茶室に掛ける小さめの掛け軸です人が座った姿勢から鑑賞するのに適した様に作られており、現代の住宅事情からも見直されているタイプの掛け軸です茶掛けの多くは墨蹟(禅僧の書)が知られています 今日の住宅は小さな和室が一部屋くらいしかないものが主流です伝統ある日本建築のように座敷に床の間といった、「半切」が掛かる空間がなかなかないので、ちょっと手軽に和を楽しむ掛け軸は茶掛けが一番適しています この茶掛けは、来年3月2日からの東大阪市文化芸術展に出品の予定ですこの展覧会が初披露となります 作品は前漢中後期の木簡の草書をモチーフにし、その草書の形を整え、良寛禅師(1757~1831 江戸時代)の漢詩を書いています草書で良寛ということでどことなく墨蹟のような精神性が出ていればと思いますが、どうでしょうか。 お茶を飲みながら、掛け軸を鑑賞する。一度してみませんか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月22日 23時09分01秒
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