八ツ場ダム入札凍結とのニュースがあり、早速、政権交代の効果が表れています。
これまでは、民意を軽視したダム建設や、窓口での水際作戦など、強引なお上になすすべが無かったが・・・
革命的な政権交代が、路線の見直しを迫っています。
しかしま~、予想されていたとは言え、いざ政権交代が実現すると拍子抜けの感がする大使である。
民意とかけ離れた国交省から予算を剥ぎ取り、その予算を福祉にまわすとかいうしごく妥当な予算配分が現実味を帯びてくるが・・・
縦割り行政のこれまでの政財官システムでは、これが不可能だったんですね。
31日に各省庁の概算予算が出揃ったそうだが、財務省も手付かずで民主党の意向待ちの様子です。それもそうだろう。
これまでの概算要求は、言ってみれば政財官の分捕り合戦、財務省のシーリングは一律カットであった。(ように思う)
従来の官僚任せの国家予算では既得権益に流されるだけで、省庁を横断する優先順位はつけられないわけでした。
高速道路の無料化なんて優先順位はかなり低いと思うが・・・
新政権には優先順位を明確に定め、官僚を牛耳るほどの手腕を発揮されんこと期待しています。
そして、間違っても、既得権益という甘い罠にはまらないように切に望む次第です。
すでに民主党有力議員のもとには、官僚詣でが始まっているそうです。もうすぐ財界からも飴と鞭をもって集まってくることでしょう。
既得権益の権化とも言える国交省については、言いたいことはやまやまあるが、とにかく
箱物のむなしさが見えるのです