久々にくだんの2本立て館に繰り出したが・・・・
今回の出し物は「バチカンで逢いましょう」と「旅人は夢を奏でる」であり、館主の設けたテーマは「人生に歓びを・・・」となっています。
毎度のことながら、館主のセンスには感心しているのですが・・・・
今回のテーマは大使に言わせたら「様々な不良老年」になるんですけどね♪
一本はドイツ映画、もう一本はフィンランド映画であり、マイナーというか・・・
大使のチョイスは、見事なまでにハリウッド映画を外しています(またかいな)
【バチカンで逢いましょう】
トミー・ヴィガント監督、2012年、独制作、H26.9.20観賞
<Movie Walker映画解説>より
バチカンに向かったマルガレーテはイタリア人の老詐欺師ロレンツォと出会う。ロレンツォ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)も他人には明かせない人生の秘密を持っていた。マルガレーテは持ち前のバイタリティでローマの廃業寸前のドイツ料理店のシェフとなって店を復活させる。その評判は法王庁にも届き、やがて法王のためにドイツ菓子カイザーシュマーレン作りを依頼されるまでになる……。
<大使寸評>
あわや、老人ホームに入れらる危機もあったけど、旅先のローマではじけるマルガレーテであった。
「バグダッド・カフェ」(87)のマリアンネ・ゼーゲブレヒト主演の映画となれば、見るしかないでぇ♪
・・・とかなり意気込んで見たのですが、女3代の不倫コメディーとでもいう変化球でした。
でも、「バグダッド・カフェ」風のローマ滞在記も味わえるし、「旅情」風のロマンもあったりで、いいんじゃないでしょうか♪
Movie Walkerバチカンで逢いましょう
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【旅人は夢を奏でる】
ミカ・カウリスマキ監督、2012年、フィンランド制作、H26.9.20観賞
<Movie Walker映画解説>より
35年ぶりに再会した父子が旅しながら音楽で交流するロードムービー。監督・脚本・製作は、「GO!GO!L.A.」のミカ・カウリスマキ。出演は、「ミッション:インポッシル/ゴースト・プロトコル」のサムリ・エデルマン。2013年フィンランド・アカデミー賞最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞ノミネート作品。
<大使寸評>
盗んだ車の中で、親子で歌うフィンランド語の「枯れ葉」が良かった♪
低音でハモるところがスラブ系のようでもあり、シャンソンが好きなところが日本的でもあり、聞き慣れないフィンランド語といい・・・辺境なんでしょうね。
息子がピアニストとして成長するくらいだから、親父に音楽的センスがあって不思議でないが・・・
醜い太っちょで、厚かましくて、ボヘミアンのマイナス面が強くでているわけです。
旅路の終わり近くになって、親子の素性がわかってくるのだが・・・
3歳で息子が離別するわけが哀れです。
Movie Walker旅人は夢を奏でる
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