|
テーマ:世界の中の日本(523)
米国の前国連大使ボールトン氏は、ミャンマーの軍事政権を動かせるのは、中国政府であり、国連事務総長がミャンマーへ送った Ibrahim Gambari 特使ではない、なんておっしゃっています。
Forbes.com米国名うての強硬派外交官ボールトン氏が歯に衣着せぬコメントは、誰しも認める所ですが、同氏はまた、中国は何もしないと非難をしています。 一方で、国連事務総長がミャンマーへ派遣した Gambari 特使は、ミャンマー軍事政権とに武力行使の自粛を要請し、ヤンゴンで自宅軟禁中の民主化指導者アウン サン スー チーさんにも会っています。 Gambari 特使のミャンマー軍事政権幹部との会見、民主化努力要請、アウン サン スー チーさんの解放要求、等々は、現実的な国連の影響力発揮だという意味で、それなりの効果は有るはずだと思います。 安保理決議1776(アフガニスタンで展開されている国際治安支援部隊 ISAF の任務を1年間延長する決議)に関しては、中国は全会一致にならなかったのは不満でした。今回ミャンマーに対する安保理討議においては、安保理が割れているのをボールトン前国連大使は中国政府のせいと非難をしているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月01日 05時56分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[International Relations] カテゴリの最新記事
|
|