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カテゴリ:国力とお金
●長らく停滞していた日本経済だが、内閣府は13年度末の国民経済計算確報を発表した。
それによれば、6年ぶりに日本の国富(資産から負債を引いた純資産)が3048.7兆円となり、前年比で2.1%増えた模様だ。 ●企業のバランスシートにあたる、貸借対照表にならって、日本国の財産を分析したものだが、固定資産の評価などは難しいのではないか?という気はする。 総資産は7.2%増の9294.6兆円、 総負債は6245.8兆円で差し引き 3048.7兆円が企業で言う自己資本に当たる。 ●国内と海外の視点から見れば、海外に持つ日本国民や企業等の資産から、海外からの投資等(日本から見れば負債)を差し引いた対外純資産が325兆円となり、たしか24年連続トップの世界最大の債権国・お金持ち国家だ。 しかし目下中国とドイツが猛追している。この額 国富の約1割に当たる。 ●この数年に比べれば、円安が進行したことにより、評価額が水増しされたものもあるが、円高時から引き続き旺盛な日本企業のm&Aなどが、対外資産の増加に拍車をかけていることが浮き彫りになった。為替も13年度末1ドル105.37円で12年末から22.1%の円安となり、大きな環境変化となった。住宅などの有形固定資産も1501.2兆円で3.1%の増加。 ●国富の所有者を見ると約75%が家計(個人企業を含む)で、2328.5兆円の4.4%の増加。理由は株式の51.0%の評価増が大きい。 ●国や自治体など一般政府は0.4兆円で、11~12年の債務超過状態からは脱した模様だ。外貨準備額が円安効果で評価増となったもので、株価評価同様に素直に喜べない数字だね? ●12年末の国富の改定値も発表したが、12年末の国富は2987.1兆円で11年末より0.4%減っていた。 ●財政の赤字が進み、フロー面で見た政府の余裕はあまりないが、それでもODAなどは急に減らせない。 積極平和主義で中東支援を表明した安倍首相の揚げ足を取り、245億円だったか身代金をイスラム国なるテロ組織から要求されてるが、安易な支払いは避けたいものだ。それでも海外に出かける人は、自己責任で行ってもらいたいものだね? ●いずれにせよ 今年は経済の正念場、tppの進展促進や農業改革・ 地方の再生・女性や元気な高齢者の労働力活用・子育て支援策による出生率の改善などが、喫緊の課題だろう。そういえば石破さん最近動向が聞こえないが、地方再生ビジョンはうまくいってるんですか?企業の本社を地方に移転すると税優遇という話は聞いたことありますが? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.01.21 10:13:09
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