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カテゴリ:国力とお金
●恥ずかしながら筆者は、都心の近くでパナソニックの介護施設を見かけることがあり、へ~ あの電器メーカーが、こんなことやってるの?って認識だった。 多分余剰人員対策でやってるのかと思いきや、どうもそうでもないらしい。 ●日本を代表する日立やパナソニック シャープやソニーのTV事業が、世界で成り立たなくなって、いち早く日立が事業構成を見直して、パナソニックも続いた。売り上げ規模が8兆円程度だが、直近で確か4300億円ほどの営業利益を出すまで回復したのではなかったか? ●狙いは住宅投資とも関連するが、介護事業を2018年までに、従業者を10倍の2万人まで増やすらしい。現在1位のニチイ学館の4万人に次ぐ。およそ電器メーカーとは思えないね? ●国内の介護サービス事業は14年比で1,7倍の2.8兆円規模になるらしく、住宅・住設事業への関連も高くて、成長戦略の柱としての策だ。 ●現在関西中心の施設も10倍の200箇所に増やす。25年度には売り上げも6倍の2000億円を目指すらしい。大学新卒も15年度は150人、18年度には600人予定と言うことだから、本気度は確かだね。 ●雇用層も主婦や退職シニアにまで広げ、経験者を中心にした中途採用も、契約社員・パート社員待遇で15年度250人、18年度は5400人を雇う計画だからかなりのものだね? ●定着率を高めるため、中途採用者も正社員での雇用だ。事業フィールドは主に短期滞在や、訪問介護などになるらしい。当然その背景には、本業といえるかつての松下電工の住宅リフォームや、介護器具や設備、家電製品の売込みがあり。ニーズの吸い上げなどアンテナの役も果たす。 ●最近ではデジタルカメラ普及の流れで、経営危機に見舞われた富士写真フィルムが果敢に医療分野に事業転換して成功したのが有名だが、世界に冠たる電器・電機メーカーの挑戦は、実に頼もしいよね? ちなみに 首位の米コダックは潰れてしまったから意外に日本企業も柔軟なんだよね! ●高齢社会の日本では、このマーケットが市場化するのが、人材活性化を含めたGDP成長に大きく寄与するはずだ。日本を代表する電器メーカーが一歩踏み出したのは、実に喜ばしいのではないか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.04.29 19:44:49
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