【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

『暮らしとお金』 FP HISAが綴る 日々の雑感

カレンダー

コメント新着

face of hatsudai@ Re[1]:◆中国の対日開戦ができない理由 (08/11) Hiro-Sさん >この中国の分析の文章はHisa…
face of hatsudai@ Re[1]:◆中国の対日開戦ができない理由 (08/11) Hiro-Sさん >この中国の分析の文章はHisa…
Hiro-S@ Re:◆朝日新聞・慰安婦誤報のその後(08/18) 日本は勿論、お隣の国も、左翼オバケみな…
Hiro-S@ Re:◆中国の対日開戦ができない理由 (08/11) この中国の分析の文章はHisaさんが書かれ…
かみかわ@ Re:◆設備投資ようやく起動か? 投資CFは流出になるのが個々の企業に取…
2016.09.29
XML
カテゴリ:国力とお金

●日本経済研究センターの見通しだと、2015年に6.98%だった(これも怪しげではあるが)中国の成長率は、18年に5.4% 19年に4.6%・・と大きくブレーキがかかり、22年には4%を切り、その後も減速続きで、30年には2.8%になるだろうと予測している。

●現在が日本の倍のGDPでこのままいけばGDP自体は伸びるが、15年末で8000ドルだった国民一人当たりGDPは、中所得国の罠と言われる、1万2000ドルに届かず、そのまま停滞してしまう可能性がある。
  すでに生産年齢人口は減り始めていて、60歳以上の高齢者自体も確か2億人を大分超えているはずだ。一人っ子政策を見直したが、効果が出るには時差が必要だ。
軍事費に膨大な金をかけてる時じゃないのだが、それに手を付けたら、人民解放軍は反発するだろうね?
●最近のマスメディアの報道を見てると、従来の勇ましい姿が影を潜めて、このままかつての日本の、いわゆる失われた20年の後追いをするんじゃないか?・・・・などの報道も多い。
●日本と違うのはバブル崩壊時には、すでに日本は世界的な工業国に成長していたばかりでなく、その後の不良債権の処理の間も、絶えずイノベーションに励み、海外展開を活発に行い、今や海外にある民間企業や家計の資産は差し引き350兆円もあり、そのアガリで経常収支の多くを占めるようになっている。
かの国の報道も、日本は衰退などしておらず、経済構造を一変させたと分析している。
●翻って、中国経済はその負債が、企業・家計合わせて、GDPの209.8%にもなっている(2016年3月末)GDPの伸びより、民間債務の伸びの方が圧倒的に高くなっており、その乖離率は2016年3月末で、30.1%にもなっている。明らかに危険水域で バブル崩壊時の日本でさえその乖離は23.7%だった。
●市場経済国では、サブプライム危機の時でさえ、米国が12.4% 1990年のアジア通貨危機のタイでは35.7%も乖離しており、ほとんどタイと同じ水準だ。
●強権の効く独裁体制で、一概に言えないが、不良債権の増加と、過剰生産・過剰設備の廃棄が地方政府の抵抗で、なかなか進まず、行くも地獄 退くも地獄の状況だ。
●そこへもってきて、22日に行われた日中経済協会の訪中団230人が、中国から撤退する際の手続きを迅速にするよう要求をしたとある。地方では残余財産の持ち出しを禁じたり、そもそも撤退には行政の許可がいるなど、日本企業には不満がたまっているのだ。経済合理性だけでなく、謙中感情も手伝ってるかもしれないね?
●いま中国が恐れてる事、それは主だった日本企業が撤退を加速させると、欧米企業も連鎖的に同じ流れになることだ。ただでも経済が減速して、GDP至上主義のつけが、一気にあぶりだされた今の中国経済には、泣きっ面に蜂だろう。
さすがに自国の状況を鑑みて日本と比較してみて、やはり今のところ日本には、どうやってもかなわないという弱気な記事や、ほめたたえる記事が多くなったように思える。
つまり人口が大きくて、日本よりGDPが多いのは当たり前、世界一の統計はいくつもあるが、ほとんどが付加価値の低い商品の数字だ、経済大国ではあるが、決して経済強国ではないという事は理解してるようだ。
民度の高さや環境の良さ ソフトパワーの強さなどは素直に認め、一体なぜ、資源も人口も国土も中国よりはるかに少ない日本が、経済の強国あり続けてるのか、その教育制度までさかのぼって、自嘲してるのが記事によくある話のようだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.09.29 22:55:20
コメント(0) | コメントを書く
[国力とお金] カテゴリの最新記事


PR

バックナンバー

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12

お気に入りブログ

まだ登録されていません

© Rakuten Group, Inc.