カテゴリ:相続・事業承継
3級FP技能士 合格講座 中野克彦 中島智美 藤崎仁
(28) 相続税の計算における遺産に係る基礎控除額は、 「5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)」 の算式により求められる。 解説者:藤崎 仁 (税理士、CFP(R)、1級FP技能士) (28) 正解:○ 【遺産に係る基礎控除額】 相続税は、被相続人から相続人への「財産の移転」に対して課税される税金です。 しかし、すべての相続人に相続税の納税義務があるわけではなく、被相続人の財産の合計額が「遺産に係る基礎控除額」を超えた場合に相続税を支払う義務が発生します。 この控除額は、問題文の通り、 「5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)」 という算式で求められ、例えば法定相続人の数が3人なら、5,000万円+(1,000万円×3人)=8,000万円が遺産に係る基礎控除額となり、被相続人の財産がこの金額以下であれば相続税はかかりません。 この「遺産に係る基礎控除額」があるおかげで、相続税を納める義務がある人は全体の4~5%程度となっています。 ────── COPYRIGHT (C) 2007 Hitoshi Fujisaki All Rights Reserved. ────── お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2007.06.28 07:35:48
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