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FPお助け隊

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2007.08.04
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3級FP技能士 合格講座 中野克彦 中島智美 藤崎仁
ライフプランニング.gif

(35) 住宅ローン(固定金利)の一部繰上げ返済は、元金部分の一部を期限前
   に返済することなので、その返済元金部分に対する利息を支払わなくて
   も済むことになる。したがって、住宅ローンの繰上げ返済は、総返済額
   を少なくする点からみれば、返済期間中の前半・中間・後半のうち、
  (   )に行なうほうが効果的である。

   1) 前半
   2) 中間
   3) 後半




中野克彦
 解説者:中野 克彦

    (経営コンサルタント、CFP(R)、1級FP技能士)




(35) 正解:1 【住宅ローンの一部繰上げ返済】

住宅ローンの繰上げ返済の問題です。繰り上げ返済はより早い時期に行なったほうが、利息軽減効果が大きくなります。よって「1」が正解になります。

住宅ローンの代表的な返済方法である、「元利金等返済」「元金均等返済」ともに早く繰り上げ返済をしたほうがオトクです。
ここでは、多くの人が利用している「元利金等返済」をもとに説明していきます。

元利金等返済は、毎月の返済額が同じで、返済当初は下記の図の通りほとんどが利息を支払うことになります。


          <元利金等返済>
       ┏━━━━━━━━━━━┯┓
       ┃           │┃
       ┃          ┌┘┃
      返┃ 利息       │ ┃
      済┃         ┌┘ ┃
      額┃       ┌─┘  ┃
       ┃    ┌──┘ 元金 ┃
       ┠────┘       ┃
       ┗━━━━━━━━━━━━┛
            返済期間
       (前半) (中間) (後半)


そして、中間、後半になるにしたがって元金部分の返済額が増えていきます。つまり、前半と後半で比較すると、より利息を多く支払っている前半部分で繰り上げ返済をしたほうが、利息軽減効果が大きくなるというわけです。

早ければ早いほど、利息の総支払額が軽減されるということは、究極、第1回目の返済をするときに繰り上げ返済を行なうのが最も効果的、ということになります。
これは、頭金の金額を増やし、借入額を減らすことに他なりません。



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Last updated  2007.08.04 12:19:44



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