Lamy Safari LH nib
廉価版万年筆の雄、ラミーのサファリです。例によって、この万年筆も左利き用のLHニブ仕様です。日本未流通品ですが、海外から2千円弱で購入しました。サファリというと、万年筆好きなら、よっぽどのヘソ曲がりではない限り、1本は持っていると思われるぐらいポピュラーなペンですが、やはり人気があるペンは特徴が明確です。1.デザインが良い事。 既製の万年筆という枠に囚われず、機能性をデザインに盛り込んで、 不要なところはカット、もしくは簡略化して出来上がったペンは、 見る人に好感を与えると思います。インク窓のデザインと、LAMYのロゴの入れ方は すごいと思いました。2.カラーバリエーションが豊富 レギュラーカラーで、原色の赤、青、黄色、黒、クリアの色展開がされており、 限定カラーも時折出していますが、チョイスの広がりと、複数本を所有したいと 思わせるマーケット展開は他のメーカーを一歩リードしていると思います。 僕個人は2本しか持っていませんが、色違いやニブ違いで何本も持っている人が かなりの数存在しているようで、その気持ちは分からないでもないです。3.書き心地が良い。 とは言っても、所詮は鉄ペンなので、金ペンの良さとは違いますが、 潤沢なフローと、ニブポイントの精度によって、ストレスなく 使う事が出来ます。4.値段が適切。 定価3,990円が安いかどうかは、それぞれの個人的価値によるものだと思いますが、 探せばもっと安く買えますし、その実用性を考えたら、妥当な値段だと僕は思います。5.気を使わないで良い。 実は、これが僕としては一番の魅力を感じるところで、 プラスティックのボディは、その辺にコロンと置いても差し支えないですし、 他の筆記用具と一緒に筆箱に入れても気にならないですし、 あるシーンにおいては、非常に役立つギアとなります。もちろん、物事は表裏一体なのが世の常ですので、逆の見方をすれば、それがデメリットになってしまうのですが、過度な要求をしない限り、このサファリにおいては、今挙げた特徴が、デメリットを遥かに凌駕していると思います。万年筆を所有する喜び、長年使用して得られる愛着と書き心地は他の万年筆に比べると劣るかもしれませんが、まったくないという事はありません。最初に買ったサファリは約3年使用していましたが、その間とても役にたちました。不幸な事に、紛失してしまった為、今回、新たに購入しましたが、やはり、以前のサファリの方が使いやすいと思います。勘合のクリック感や、書き始めの感触などが微妙に異なり、なまじっか形や色は同じペンですから、余計に違和感を感じてしまいます。幸いな事に、文字の太さやフローはほとんど変わらなく、その点はよかったと思います。一般に万年筆というと、敷居が高い印象を持っている人が多いと思いますが、このサファリはその印象を覆す事が出来る製品だと思っています。(万年筆初めてって人には、これを勧めています)これからも変な色気を出さず、継続していって欲しい1本です。【大人気】ラミー筆記具(LAMY)LMY-L17 M【中字】【万年筆】 LAMY safari新作腕時計入荷!【SALE】【時計屋さん】