フロム　バーナビー

かあさんのいす
ヴェラ・Ｂ・ウィリアムズ　作
佐野洋子　訳　　あかね書房
（原書　「A Chair For My Mother」 by Vera B. Williams）
１９８３年　コールデコッド賞　オナー作品
　　　　 　　　　　　　　　　ボストングローブ・ホーンブック賞　受賞作品
　　　　　　



表紙がワクワクする印象でした。
このお話の主人公の女の子は
お母さんとおばあさんとの３人暮らし。
女の子のお母さんが働く「Blue Tile Diner」と言う食堂、
学校が終わるとここへ来て
時々お手伝いをします。

そうして
家族みんなで
少しづつ小銭を
大きな瓶に貯めていきます。
どうしても買いたいものがあるからです。

この３人は、火事で全てのものを失います。
それでも近所からたくさんの
助けを借りて、再スタートさせました。

ただ一つ
仕事から帰ってくるお母さんが
寛げる大きなイスがありませんでした。

このお話をしている時
私の娘が大きなため息をつきます。
ページいっぱいのイスを見て
「素敵なイスだねぇ。」って。

前向きに生きるこの家族は
本当に強い。
私も頑張らなきゃと思わせる絵本です




まだ読んだことがないのですが、
続きもあるそうです


うたいましょうおどりましょう
（原書　『Music、Music For Everyone』）



ほんとにほんとにほしいもの
（原書　『Something Special For Me』）





絵本のような雑貨屋さん

可愛いお店見つけました

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