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テーマ:これが私流・・・(312)
カテゴリ:恋愛
メールボックスを整理していたら、こんなメールを見つけた。
今すごく逢いたい。。。 2004年7月9日3時43分 この日、この瞬間、仕事中にもかかわらず、ある人を想っていた。約一年前の出来事だけど、あの時の恋心をすでに懐かしいとさえ思える。たった1年前なのに、あの時の私が可愛くも切なくも思えてしまう。それは私がそれだけ成長したっていうことなのかしら? 日本には燃えるような恋心を詠って交換した短歌がある。比喩を使いその熱い想いは更に熱く読み手の心に響いたのだろう。 通い婚で3回女性のところに訪ねて来たら結婚が成立した時代に生まれたかったなぁと思いながら、もう一通のメールに目を通した。 おはよう。ゆっくり眠れた? 今日の朝も目覚めが本当良かった。 あまりにも気持ちよかったので歩いて会社に来ました。 ずーっとパーク・アベニューを歩いてきたのだけれど、 朝日がブラウンストーンのタウンハウスに映え、 そよ風が沿道の木々の緑葉の間をゆらいでました。 犬の散歩をしている人、朝早くから仕事してるコンストラクションの人達、 歩いて出勤中のビジネスマンやビジネスウーマン。 時折ドアマンが私に笑顔で“Good Morning!”と声をかけてくる。 思わず私も大きな笑顔を返さずにはいられなくなる。 ミッド・タウンに近くなるとひとつひとつの古い建物やビルが 清々堂々とそれぞれの顔をして建っている。 “あ~、生きてて良かった!”って心から神様へ感謝。 毎日のあたりまえである事がありがたく思える。 私のまわりのたくさんの“生(Life)”。 もしかしたら“聖”でもあるのかも。 そんな心が洗われるような朝でした。 それでね、気持ちはあなたと一緒に歩いていたよ。手をつないでね。 いつかそんな朝に真っ先に“おはよう”って言って、 コーヒーにベーグルってNYの朝食を食べられたらいいな、って夢見て。。。 今日も一日素敵な日でありますように! ゆーみん 私は今も同じ道を朝歩いて会社に行く。そこにある景色は変わらず、ドアマンも馴染みの顔になった。だけどあの頃の気持ちはもう私の中には存在しない。読み終えて、そのメールボックスの削除の横のボックスにクリックしてエンター。 思い出をクリックひとつで葬さる by ゆーみん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 26, 2005 05:22:17 AM
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