Aitendo AKIT-6955V2D 火入れとテスト開始 - LCD は取り付け前に半田付けチェック
Aitendo AKIT-6955V2D DSP ラジオキットに電源を入れてテストを開始した。いくつかの部品は追加してある。DCIN ジャック(たまたま部品箱にて合うものを発見)FM アンテナコネクタ(秋月で買った SMA コネクタ)ステレオ Line In Jack(Aitendo で購入)、キーキャップ(Aitendo で購入)アナログ・ロジック部電源分離ピン、ショートプラグ(2.54mm の標準的なもの)電池ボックス(単 3 x 2 秋月購入、電池は NiMH eneloop x 2)キーヤップは Reset:黒, ON/OFF:赤, FM:青, MW:緑, SW:黄, Stop/Save:白、LineIn, Up, Down: 灰とした。MW 長押しで 9kHz ステップモードに入る。Stop/Save ボタン長押しで時計設定ができる。ただの時計のはす。組み立て時に最も注意することは マイコン(MC96F6432Q) と LCD の半田付けだ。マイコンの半田付けが終わったら、必ず「LCD のランド」で LCD-マイコン間の接続と隣接端子間のショートを検査する。半田付け不良で LCD を取り付けてしまうと修正は困難だ。自分は接続検査をマイコン端子近辺だけでしたので、LCD 接続不良を起こしてしまった。SNR と dbu の表示が正しく行えなかった。LCD を一度外して再半田付け、マイコン端子再検査、再半田付けをする羽目になった。受信は窓際で行い、FM アンテナは 20cm ほど、AM アンテナは無しで動かした。この様な受信状態で気付いた所を挙げる。まだ気づいていないことが有るかもしれない。感度は良いとも悪いとも言える。何か聞こえるというレベルでアンテナ無しで各地の NHK 第一 が聞こえる。ただし、電波が弱いと聞き取りは困難だ。DSP 故か何を言っているか良く分からない音声が復調される。信号処理のアルゴリズムが原因なのか電波が弱かったり、選局直後はポツポツ、ピュッ、プププ... といった復調が上手く行かない場合のノイズが聞こえる。インバーター類のノイズは入って来ない。電波が強い AM 波はかなり聞きやすい。AM, FM ともサーというノイズが受信レベル関係無しに一定レベル入る。この点は聞きづらい所だ。普通のスーパーラジオと同等か少しマシ程度だ。電波が強い程小さくならないのが歯がゆい。AC アダプタを使う場合は、電源リプルを十分に減らす必要がある。リプル除去率は低そうだ。AM, FM とも放送音声に混入しているのが意識せずとも分かる。マイコン部と電源は直結なので電源をデカップリングすると良くなるかもしれない。そう言えば、アンテナにサージアブソーバー入っていないなぁ。