カテゴリ:電子工作
Aitendo LM2577, LM2596 「配線誤りあり基板」を直して使ってみた。ポテンショメータは基板に実装されていたものをそのまま使用した。注: ここで題材にしている基板は店頭のみ存在して、Web で売られている基板と違う基板です。
修正した Aitendo LM2577 基板 修正した Aitendo LM2596 基板 既にミスの修正に取り組んでいたページを見つける。aitendo LM2596 DC-DCコンバータ(ミス品)の修正を見るとポテンショメータがコピー品とのこと、確かに自分が手にした品も同様のコピー品だった。 実際に動作させてみて LM2577 基板の方は部品を追加して出力電圧可変範囲を修正する必要があることが分かった。データシート良く読めば予め推測できたことだった。 次の 修正回路2 か 修正回路3 の様に修正しない場合、ポテンショメータの回転角の 1/4 が電圧調整範囲になる。これは大きな問題では無い。調整範囲がコンデンサの耐圧 35V を超えて 50V 程まで達している。調整次第で回路が自壊してしまう。 修正回路の bsch v3 図面 LM2577, LM2596 基板を動作させてみた。LM2577 基板の方は調整範囲の問題が有るものの調整をして動作させた。調整中に出力が 50V に達したことも有る。特に LM2577.Feedback 端子 Pin4 をテスタ等で隣の GND Pin3 とショートさせた場合は一瞬にして 50V を出力する。 Aitendo LM2577 基板 IN+=4.631V, OUT+=11.98V, Load=24Ω(約 0.5A) の波形、上トレース OUT+(AC 結合) 200mV/DIV, 下トレース LM2577.Switch 端子 5V/DIV, 5us/DIV Aitendo LM2596 基板 IN+=4.821V, OUT+=3.301V, Load=5Ω(約 0.66A) の波形、上トレース OUT+(AC 結合) 50mV/DIV, 下トレース LM2596.Output 端子 2V/DIV, 5us/DIV データシートで示された波形と比べ、回路定数や条件の違いに見合ったリプルの違いが有る。使用した部品は概ね見合った物だと言えそうた。 LM2577 基板は熱くなる。LM2577S-ADJ と 100uH コイルの発熱が大きい。熱いと感じる状態で長期間触れるので経験からすると 50 ℃ほどだ。室温は 20 ℃程度。動作試験中にコイルからチューと音がしていたことが有った。異常発振と思える。暫くすると発音は止まった。入力・出力・負荷条件は変えていない。コイルが磁化していたのか? まだ在庫はあるんだよなぁ。店内で箱の中で山になっているのを見る。 購入した時の記録 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.04.20 22:51:30
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