落花生

《落花生成長記》
★千葉と言えば「落花生」と言われるように、生産高は日本一です。

★「落花生」はマメ科の作物で、ビタミンＢ１やＥ、コレステロールを抑えるオレイン酸、たんぱく質などが豊富で、おやつに、おつまみに、そして料理にと、幅広く親しまれています。

★また、渋皮に含まれるポリフェノールの一種であるレスベラトロールを摂取すると、血液中の悪玉コレステロールを退治、血液をサラサラにして、心筋梗塞などの生活習慣病の予防に効果を発揮します。

■５月･･･種豆を土にまくと、まず根がでます。

種を蒔いて２週間もすると、豆が地上に押し上げられて地表で子葉が開き、葉や茎が伸びてきます。
落花生の種

■７月･･･「落花生」の花が咲きましたよ♪ 直径1cmほどの黄色くて小さなかわいい花です。
ゾウさんの顔に似てるでしょ♪ 広～い落花生畑

■花後、だんだん茎が伸びて土の中にもぐりこみます。

「落花生」は花の後に、枝豆のように地上で実をつけるんじゃないんですよ。
花が咲き終わった後、花の付け根から細い棒状の茎(子房柄)が伸びて、
それが土に潜って地中でみなさんがご存知のあの殻つきの「落花生」ができるんですよ。
だから、「落花生」って言うんですね。落花生の茎

■８月･･･茎もどんどん伸び、葉っぱもだいぶ生い茂ってきましたね。
落花生畑

■１０月･･･苗を引き抜くと、こんなにたくさんの実が・・・収穫期です♪
抜きたて落花生

■採れたての「落花生」の殻をよく水洗いをして、たっぷりめのお湯で沸騰した鍋で約20分程度、殻ごと塩茹でにします♪

「生の落花生(地マメ)」でも、採ってから時間が経っていると、茹で時間が相当かかる場合がありますから、なるべく採れたてを使ってくださいネ♪

■「茹で落花生」の出来上がりです♪

採れたて時にしか味わえない溶けるように柔らかい、地元ならではの旬の味です♪
茹であがった「落花生」は、冷凍保存ができますよ。

■煎り落花生や加工品は、このたくさん実のついた「落花生」を乾燥させるため、株の根の方、豆が付いている方を円の中心側にして円筒状に高さ２ｍ、直径１ｍほどに積み上げていくと茶色い小山ができます。

これを「ぼっち(野積み)」とよびます。

北風に当て、一ヶ月ほど乾燥させると実の苦味が抜け、甘みと油がのってくるそうです。
今、この「ぼっち」が落花生畑のあちこちに並んでいます。
この辺の郷愁を誘う風物詩ですが、「ぼっち」が並ぶと秋も本番だな～なんて思ってしまいます。
落花生ぼっち

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