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2009.07.18
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北海道の大雪山系トムラウシ山で10人が死亡する山岳遭難事故がありました。

りと様は、基本的に面倒くさがりで歩くのがあまり好きでない人間なので・・・登山は全くしないし今後もする予定はありませんが、ネットで他人の登山日記を読むのは好きです。

がっ、野口健さんのブログを読むと、チョモランマなどの高い山では、人って簡単に亡くなるんだな・・と、驚かされます。



上矢印「死者は還らずー山岳遭難の現実」丸山直樹 山と渓谷社1998

りと様の手持ちの本ですが、楽天ブックスでは売り切れのようです。

この本の中に、1994年2月に起きた「福島・吾妻山(あづまやま)」での遭難事故(7人中5人死亡)のことがリアルに書いてありました。

以下は、本の中身の引用です。

「1994年2月13日8時ごろ。雪桐の外に出る。すごく寒かった。視界は数十メートル。ものすごい風。


十一時三十分ごろ。このころからk(41歳、女性)が遅れ始めた。
十二時三十分ごろ。(中略)Kのそばに行くと「もうだめ、私、動けない」と言った。

(中略)
M(女性、54歳)もそのうちに「私も眠くなっちゃった」と言い
(中略)
Kは、最初のうちは声をかけると「うん」と言っていたが、座り込んで十分ほどで「私、だめみたい」と言った。


時刻不明。完全に暗くなっていた。

S(リーダー、68歳)のために雪洞を掘ったが、Sは目が見えないようで、それを崩してしまった。
夜。H(男性、38歳)はSに「迷惑かけて申し訳ない。ぼくたちはもうだめだ。みんなによろしくね」と言われた。

翌二月十四日。
意識があったのはH(男性、38歳),N(女性、43歳),O(女性、37歳)の三人だけだった。
そばの雪洞の四人のそばに行き、声をかけて体を揺すったが、返事はなかった。
四人とも、体は固くなっていた。

出発するために「Oさん、早く行こうよ」と呼んだが、Oはなかなか雪洞から出てこなかった。
いっしょに出発しようと誘ったが、
「私、もうここでいい。動けそうもない。心残りもないし、Nさん、親切にしてくれてありがとう」と言われた。
Hも「ここにいたんじゃ、みんなと同じになっちゃうよ」と言ったが、Oは結局、出発しなかった。
最後に「私も行き着けるかどうかわからないけど・・」と言って、Oと別れた。


その後HとNは、白浜の尾根から滑川温泉へ下る途中の沢で一晩ビバークしたあと、全身に凍傷を負ったものの、自力で滑川温泉に下山した。(以上
ノート引用)」

りと様は、おそらくこの事故の直後だと思いますが、NHKで「吾妻山遭難事故」が特集されたのを見たことがあります。 

あの頃のNHKは今より優秀だったと思うので、番組からは冬山の恐ろしさがリアルに伝わってきました。

さらに、その頃、りと様は福島には住んでいなかったので誰に聞いたか忘れてしまいましたが、滑川温泉に辿りついた時の無事だった二人は、息も絶え絶えで「ものすごい?状態」だった・・という話が未だに忘れられません。



上矢印こちらもりと様の手持ちの本で、1964年1月に起きた「岩木山での大館鳳鳴高校生遭難事故(5人中4人死亡)」の記録です。

これまた楽天ブックスでは売り切れのようです・・OK






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最終更新日  2015.04.24 21:48:23
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Re:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   杜のオフミ さん
ゲッ、私高校時代に浄土平ー一切経山ー五色沼の縦走コースで登ったことがあります!
確かに、途中滑川温泉に下る道しるべがありました。
なぜ覚えているかというと、そっちに泊まるほうがよぽどいいなーと思ったからで(笑)。
2000年にはガスで死者が出たり、今思うとけっこうリスクがあったのですねー。 (2009.07.19 08:59:16)

Re:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える   おかず1010 さん
おいらも20代前半に会社の山岳部で山登りしていたことがあります。
三泊四日で白馬岳にいったことも。
比較的あまり危険な所には行きませんでしたが、11月くらいに那須塩原だったかな?1泊で行った時に夜に雪が降って立ってられないくらい凄く風がふいて身の危険を感じた事があります。
なので登山の怖さを少しは知っているのですが、今回の事故はどうだったのでしょう?
ナメていたわけではないでしょうが、新聞とかをみると天候や準備の仕方がちょっとお粗末だったのか?って思っちゃいました。素人目ですが。 (2009.07.19 09:12:07)

Re:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   クールウェイ2 さん
中高年に山登りが人気のようですが、危険なツアーだったようです。
天候に左右される山登りは、やはり怖いですね。 (2009.07.19 10:19:40)

Re:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   あめ=あめっこ さん
大雪山で事故にあわれ、亡くなられてしまった方のご冥福をお祈りします。

登山というか山登りというのは、中学校の合宿での山歩きのレベルしか経験した事がありません。
今回の件で感じたのは、登りきった時の達成感の裏側には、怖い事あり、相当な覚悟をもって登らなければならないと思いました。
いろんな意味で考えさせられる、ニュースでした。


話は変わりますが、私もリンクいただいていきます。
これからもよろしくお願いします。 (2009.07.19 15:19:47)

Re:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   sakayu331 さん
私も歩くのがあまり好きでない人間なので多分登山はしないでしょう。

気候の激変による遭難は怖いですねぇ。判断ミスの場合もあるのでしょうが、遭難した時って雪洞から出発したくなくなるほど疲れ果ててしまうのですね。 (2009.07.19 18:18:16)

Re:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   しらはまスナック さん
こんばんは~☆

少し遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます!!
私の実家に1週間帰省していたので、PCも開きませんでした。
あーちゃんは1週間で、いろんな面で成長しました。詳しくは後日書きますね☆ (2009.07.19 20:11:08)

Re[1]:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   りと様 さん
杜のオフミさん,こんばんは!

>ゲッ、私高校時代に浄土平ー一切経山ー五色沼の縦走コースで登ったことがあります!
>確かに、途中滑川温泉に下る道しるべがありました。
>なぜ覚えているかというと、そっちに泊まるほうがよぽどいいなーと思ったからで(笑)。
>2000年にはガスで死者が出たり、今思うとけっこうリスクがあったのですねー。
-----
福島にいた時は、吾妻山が見える・見えないとか小富士に雪が積もったとかで気候や天気をみてました。
仙台にいるとなかなか情報が伝わってきませんが、最近も小さな噴火があったようですし、一人死亡くらいの小さな遭難はわりと頻繁にあったように思います。
結構リスクのある山ですね。
(2009.07.19 21:50:49)

Re[1]:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   りと様 さん
おかず1010さん、こんばんは!

>おいらも20代前半に会社の山岳部で山登りしていたことがあります。
>三泊四日で白馬岳にいったことも。
>比較的あまり危険な所には行きませんでしたが、11月くらいに那須塩原だったかな?1泊で行った時に夜に雪が降って立ってられないくらい凄く風がふいて身の危険を感じた事があります。
>なので登山の怖さを少しは知っているのですが、今回の事故はどうだったのでしょう?
>ナメていたわけではないでしょうが、新聞とかをみると天候や準備の仕方がちょっとお粗末だったのか?って思っちゃいました。素人目ですが。
-----
おかずさんが山岳部とはちょっと意外でした(^皿^)。
ぜひ当時の思い出を気が向いたら日記に書いてください(^-^)。
わたしも山岳遭難の本は日記にあげた二冊読みましたが、大きな遭難につながったのは、準備不測、打ち合わせの不備、天候の読み違えなどで山を甘くみていたことが原因の殆どをしめているように感じましたね。
今回の遭難も最後はバラバラに下山してたり、現地に行ったことのない人がガイドしてたりなど「なんだかな~」と思いましたね・・。 (2009.07.19 22:00:35)

Re[1]:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   りと様 さん
クールウェイ2さん、こんばんは!

>中高年に山登りが人気のようですが、危険なツアーだったようです。
>天候に左右される山登りは、やはり怖いですね。
-----
遭難したツアーの日程表をみると60~70代の参加者が一日八時間くらい歩くコースだったりして、私でも無理そうなツアーです(汗)。
他のパーティでも二人亡くなってますし、やはり夏でも天候の急変はこわいですね。 (2009.07.19 22:03:30)

Re[1]:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   りと様 さん
あめ=あめっこさん、こんばんは!

>大雪山で事故にあわれ、亡くなられてしまった方のご冥福をお祈りします。

>登山というか山登りというのは、中学校の合宿での山歩きのレベルしか経験した事がありません。
>今回の件で感じたのは、登りきった時の達成感の裏側には、怖い事あり、相当な覚悟をもって登らなければならないと思いました。
>いろんな意味で考えさせられる、ニュースでした。


>話は変わりますが、私もリンクいただいていきます。
>これからもよろしくお願いします。
-----
本当に今回の事故で亡くなられた方のご冥福を祈るばかりです。
好きな山で亡くなるのは本望、というのも耳にしますが、やはり「死者は還らず」で亡くなられた方は無念だったのではないかと思います。
野口健さんのブログのチョモランマで亡くなられた方々もそうですが、こうした話をきくと「命」について考えさせられますね・・。
こちらこそ今後ともよろしくです。 (2009.07.19 22:08:18)

Re[1]:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   りと様 さん
sakayu331さん、こんばんは!

>私も歩くのがあまり好きでない人間なので多分登山はしないでしょう。

>気候の激変による遭難は怖いですねぇ。判断ミスの場合もあるのでしょうが、遭難した時って雪洞から出発したくなくなるほど疲れ果ててしまうのですね。
-----
わたしも自分が登山する気は全くないのですが、人の登山の様子をブログで読んで登った気になるのは好きなんです(^^;)。
本に書いてあった吾妻山の遭難ですが、雪洞を掘った場所は最悪といっていいような条件の場所だったそうですが、ちょっと移動すれば風も来なくて掘りやすい場所がすぐ近くにあったそうなんです。
それすら冷静に判断できないくらいパニックになっていたそうで、本当に怖いな・・と思いました。 (2009.07.19 22:12:38)

Re[1]:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   りと様 さん
しらはまスナックさん、こんばんは!

>こんばんは~☆

>少し遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます!!
>私の実家に1週間帰省していたので、PCも開きませんでした。
>あーちゃんは1週間で、いろんな面で成長しました。詳しくは後日書きますね☆
-----
ありがとうございます(^-^)。
あーちゃん、一週間で成長とは早いですね!
さすがは元保育士・しらはまさんのお子さんですね♪
りと子さんんは相変わらず一ヶ月一日?のようなマイペースぶりですが、まあ、それがりと子さんそのものですから(笑)。
(2009.07.19 22:15:35)

Re:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   のろっこ3。 さん
1度だけツアー登山で富士山を登ったことがあります。料金は安いし登山後の温泉や食事まで手配してもらえるのが魅力でした。個人で遠方から行くと登山口に辿り着くまでが大変だったりするので。でも50人くらいの団体行動で上は70歳から下は18歳。体力差もあり団体行動が苦手な私には合わないと思いました。団体行動って気心知れた相手じゃないと体調不良や休憩したい旨を言いづらいと思います。ツアーだと時間が決められているので遠慮して大事なことが言えないと思うし。私も登山をするので山のレベルと自分のレベルを考えて登る山を決めないとなと改めて思いました。 (2009.07.20 21:49:37)

Re[1]:空と山のあいだ・死者は還らず・・山岳遭難事故を考える(07/18)   りと様 さん
のろっこ3。さん,こんばんは!

>1度だけツアー登山で富士山を登ったことがあります。料金は安いし登山後の温泉や食事まで手配してもらえるのが魅力でした。個人で遠方から行くと登山口に辿り着くまでが大変だったりするので。でも50人くらいの団体行動で上は70歳から下は18歳。体力差もあり団体行動が苦手な私には合わないと思いました。団体行動って気心知れた相手じゃないと体調不良や休憩したい旨を言いづらいと思います。ツアーだと時間が決められているので遠慮して大事なことが言えないと思うし。私も登山をするので山のレベルと自分のレベルを考えて登る山を決めないとなと改めて思いました。
-----
わたしも登山こそしませんが、基本的に団体旅行は敬遠します。
いつか、高速道路上でトイレにいきたくなったのですが、バスはなかなかパーキングに寄らずに冗談じゃなく漏れそうになったことがあるので・・(汗)。
当然、「トイレ休憩して欲しい」とは言えませんでした。
やはり気心しれた相手じゃないと本当に大事なことは言えませんよね。
今回の遭難ではいろいろ考えさせられることが多かったです。 (2009.07.21 16:41:04)


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