チェルノブイリの事故から20年が経った。
20周年ではないが、ブログにおいてもチェルノブイリ事故に関することをもっともらしく書いている人がいます。
そういうものを読んでいると、世の中で起こっている事象をある一部からだけしか見ずに全てをその一部の視点で説明してるんですね。
自分は正義で正しいとさぞ感じている事なんでしょう。
リサイクル幻想 この本も今のリサイクル万能主義の時代にメスを入れた新書です。
この本の著者は、旭化成にあったウラン濃縮研究所所長を経て現在は名古屋大学大学院で教授をされています。
旭化成のウラン濃縮研究所とは天然にあるが含有量が0.7%しかない核分裂性のウラン235を原子炉燃料にするために数%まで濃縮する方法として、旭化成が開発したイオン交換膜(塩化ビニールを製造するプラントに付随する電解プラントを水銀法から分離膜法にいち早く転換した)で濃縮する技術を研究していたところです。
この技術は究極的には海水中に含まれる微量なウラン235まで濃縮する事を考えていたと記憶しています。
そういった、分離工学の中心にいた著者が現在のリサイクル万能の風潮にメスを入れているのです。
続きは分室にてご覧下さい。
Last updated
2006.05.24 12:01:24