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昨日、気候は周期的に変わると書いたわけですが、この話は次のような話からです。
多くの専門家は、ミランコビッチという人が唱えた説で多くが説明できるのではないのかと考えているようです。 ミランコビッチ(1879~1958)は氷期と間氷期の交代の理論を考えた人です。 今、南極の氷床やグリーンランドの氷床が溶けて海水位が上昇するという話が話題に上るわけですが、これは夏の気温が上昇するからおこることですよね。 暖冬とか全く別の話です。極寒の地なのだから暖冬で氷床が溶けるのではありません。 これは多くの氷河についても言えることです。 じゃあ、何が夏の気温を決めるのでしょう。 それは、太陽放射量しかありません。 ミランコビッチは、太陽放射量は自転の様子が変化することによって変わると考えたようです。 その内容は、 1.公転軌道が変わる 2.自転軸の傾きが変わる 3.太陽からの距離と冬至または夏至との関係 で、この3条件が変わることによって夏の太陽放射量が変わって気候が変動すると考えたようです。 しかし、そのミランコビッチの考えだけでは10万年周期の氷期と間氷期との交代を説明することはできないようです。 ただし交代の説明はできませんが放射量の変化がきっかけで気候が変動する可能性は大きいようです。 では、今はどうなのという話になりますが、 1.軌道に関しては、1月3日頃が最も地球は太陽に接近し、7月5日頃に最も遠くに離れて、太陽放射量は約7%の変化量のようです。 2.自転軸の傾きは23.5度であり、これがもっと傾けば中緯度や高緯度では季節による太陽放射エネルギーの変化が大きくなるのは当たり前のことですね。 3.に関しては、北半球は太陽からの距離が最も接近したときが冬ですが、南半球は太陽から最も離れたときが冬なのです。 ということですが、現在の状況は不変ではないので今後変化する可能性があるということですね。 まあ、ともかく気候を決めている大きな要因は太陽放射量であって炭酸ガスのファクターは相対的に小さいようです。 少し脱線しますが、炭酸ガスよりメタンの方が温室効果は莫大に大きくて、将来エネルギー不足をメタンハイドレートなどで補おうとしたとき何らかの事故が起これば、それはとてつもないカタストロフィーを招く可能性は大いにあるでしょう。 最後に私の疑問。 北半球と南半球でも気候に大きく変動を与える太陽放射量の関係は真反対です。 こうなってくると南極とグリーンランドの氷床減少の関係がいまいちわかりません。実は南極の氷床は減ってないのかもしれません。 素人考えですが、そう思わずにはいられません。
Last updated
2007.06.23 23:44:55
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