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藤の屋文具店

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第五章 燃ゆるフェニックス


第六章 知らされなかった子供たち


第七章 白衣の戦士たち


第八章 成層圏の亜理紗


第九章 地上へ


第十章 八つ首の竜


第十一章 鎖を断て


第十二章 竜よ、竜よ


第十三章 神へ


段ボール製品


素材と道具


2008.07.10
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 集金日なので、配達がないところへもまわらなきゃいけないので、時間を喰う。最後に相棒3号の実家へどじょうの代金を払いに行って、終了。相棒は留守で、おかーさんに払ってきた。考えてみたら、相棒よりもおかーさんのほうに、歳が近いんだよな、3人とも。

 店に戻って鉄人の型紙のカット。足首以外は全部カットできた。明日から組み立て開始。カットしていたら、石川県のタウン誌のスタッフ来店。紙面で取り上げたいとのこと。ありがたいお話なので自由に見てもらう。

 夕食後、ちょっと疲れたのでごろごろ。買ってきた「ベストカー」を読む。クルマ雑誌に載っている読者の意見、多いのは、トヨタのことをこき下ろしている意見。クルマがつまらない、とか、よその真似っ子、とか、コストダウンしか考えていないので品質が悪い、みたいなのが多い。そして、スバルやホンダのことを持ち上げて、商売は下手だけど信念がある、みたいなレベルでよいしょするわけだ。なんか、よく似たロジックを見たと思ったら、新興宗教の信者のそれと同じだった。どんな世界でもそうだけど、何かを貶めることでほかのものを褒め称える、というテクニックは、一流の人間は絶対に使わないものだ。

 トヨタのクルマは、たくさん作ってたくさん売るわけだから、他人より高いところにいる、と自慢したいマニアにとっては、面白いはずがないわけで、そんなあたりまえのことを並べてこきおろす本当の動機は、そういうクルマを選ぶユーザーに対する優越意識の確認、みたいなもんだろう。本物の良さのわからぬウスラトンマの一般大衆より、俺たちはこんなにハイセンスでカッコイイんだぜ~、に近いノリ。でも、本心からそう信じているなら、相手にせずに自分の好きなクルマに黙って乗っていれば良いわけで、それが出来ずに口汚く罵ろうとするのは、ようするに、そういう自分の価値観が、世間一般には認められていない、そういう焦りや不安があるわけだ。人間国宝は黙々と自分の仕事をできるけど、半端な人は東大卒の人を、退屈だつまらないとこきおろして安心するみたいなもんか。

 トヨタの欠点は、優等生の退屈さと似ている。かなりのわりあいで含まれる、いわば「モンスター・ユーザー」に因縁をつけられないように、あるいは劣悪な運転技術でもそこそこ安全に走れるように、かなりの安全マージンをとって設計しなくちゃいけないから、オイル交換をさぼっても壊れないなエンジンや、トンマなマニュアル免許でも坂道発進が簡単に出来るセッティング、外国の高性能車と違って定期的にたくさんの部品を交換しなくてもよい設計など、丁寧に設計すればするほど、まともなドライバーにとってはお節介で鈍い「自動車」になっていってしまうからだ。で、ユーザーも、道具としてのクルマを必要としている人がほとんどで、マニアの高級な批判は、めんどくさそうに曖昧に頷くだけの反応しか返ってこない。くだらない宗教の勧誘とまったく同じだ。

 こんなことは、たいていの人はわかっているのだけど、相変わらずいつまでもそういう意見が誌面に載るのは、こうやってやりとりしていると、雑誌が売れるということなのだろう。モータージャーナリストなら、よほどのペーペーでもない限り、マニアの並べるトヨタ批判がいかにトンチンカンなものか、まず知っている。コストダウン、なんかにしても、マニアの考えるような安物の代用というような話じゃなくて、設備投資や加工コストから搬送や償却といった、生産性に係わるシステム全体のレベルでの話で、たとえばカムシャフトなんか、ごついムク材を削るのじゃなくて、パイプにカムを溶接して作ると、加工コストは飛躍的にダウンする。メリットは大きくて、デメリットは、公道で走る分にはほとんどゼロだ。逆に、トヨタのクルマをディーラー以外で整備しにくいように、わりと普通に交換するようなパーツの脱着に、特殊な工具が必要となるような設計にする、といったえげつないこともいろいろある。ただ、本気でトヨタ批判をすれば、それは事実上、自動車会社の全てに対する批判になってしまう。

 テリー伊藤の記事は、面白いな。

 地下にこもってB29の組み立て。翼長120cm。設計の甘い場所が把握できたので、これからの製作は少し楽になりそうだ。とりあえず、機体を量産する。焼夷弾は来週後半だな。


 












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最終更新日  2008.07.11 00:37:38
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