フカヒレスープが２３００円

正ちゃんうどん　北九州市小倉南区長行東１－１１－３ 

久野　小倉南区北方３－４７－２７

　小倉出張なので、肉うどん挑戦のチャンス。これを生かして２軒訪問。

　まず１軒目は小倉南区長行の「正ちゃんうどん」。肉うどん（小）５００円也をいただきました。麺が細めで平たい。作り置きを温め直して出しているようだけど、その割に歯ごたえ、のど越しも良かったし、なかなか面白いうどんだ。形状から察するに手打ちのようだね。肉も適度に煮込まれていてすじが気にならない。

　ところで「小倉肉うどん」の出汁って、しょうゆがきつくて関東出身者にとっては非常に懐かしい味。

　全部飲み干して２軒目へ。

　続いて訪れたのは「久野」。北九州を代表するディープな街、北方（きたがた）にあるんだが、随分ぐるぐる回って探してしまった。永万寺の裏っていう説明が一番分かりやすいかな。

　北方の町並み、再開発されて、昔の面影はほとんどないんだろうけど、それでもところどころ、細～い道が残っていて、この街の以前の姿を思い出させる。こういう、いわば「歴史的にいろんな事情を抱えた街」を歩くのって、結構好きだなあ。

　久野は１０人も入ればいっぱいの小さな店。おばちゃん３人が切り盛りしていた。肉うどん（小）４５０円也を注文。「ねぎとしょうがは入れていいですか」と聞かれたので、もちろん「お願いします」。

　素早く出てきたうどんは、すじ肉が比較的大きくて「ごろごろ」という印象。それでもしっかり煮込まれているから、噛み切るのは容易。うどんは、こちらも手打ちのようだが、正ちゃんより太め。ただ如何せん、うーん、茹でてから時間が経ちすぎてしまったか、ちょっとぽそっと切れる感じ。こりゃ茹でたてを食べてみたかったなあ。うどんに「底力」はありそうに感じたから。２時すぎの訪問がアダと出たかな。昼前に再訪しようかね。

　ここでも全部飲み干して、いざ労働。