カテゴリ:麺
博多讃岐うどん 福岡市中央区渡辺通5-13-3 会社へ。昼飯はもちろん麺。昨日がこってりだったので、あっさりといこう。ってわけで、博多讃岐うどんへ。博多讃岐ってどこやねんって感じだが、博多の讃岐うどんですよ。食えば分かる。 博多なのでごぼ天うどんもあるんだが、暑いし、冷たいのがいいなあ。ざるうどん(420円)にする。 大将「湯がくので5分ぐらいかかりますよ」。はいはい、いいですよ。茹でおきしない誠実なうどんづくりがいいではないの。待つことしばしで来ましたざるうどん。手打ち、手切りらしい不恰好な表情が逆にそそる。ぷるっ、つやっとした表面は、いかにもうまそうな顔。 まずはつゆなしで食べる。おお、歯ごたえがすごいし、これぞ小麦といったいい香りと、適度な塩分。桐生(群馬県)のとある店で食べたざるうどんは、もっとみずみずしくてぷにっとした歯ごたえと小麦の香りがうまいうどんだったが、ここのは「ぐにっ」とした力強さと小麦の香りがうまいうどん。以前にごぼ天うどんを食べたことがあるが、麺の実力を楽しむにはやっぱり冷たいうどんに限る。 太さが不ぞろいの麺も、太めのところは小麦の香りが強くて、細めのところはつゆが少し勝つ。両方の塩梅を楽しめるのが、手打ちの不恰好さの楽しいところなのだ。佐野ラーメン(栃木県)、桐生うどん(群馬県)でよーく味わってきた楽しみ方だ。 薬味がゆずごしょうなのも博多風ですな。つゆはかつおが上品に香る。最後は蕎麦湯ならぬうどん湯を頂いて、つゆまで飲み干してごちそうさまでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.23 00:38:23
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