カテゴリ:麺
麺劇場「玄瑛」 中央区薬院2-16-3 行列必至、大人気のお店になってしまった「玄瑛」(げんえい)を久しぶりに訪ねる。以前訪れたときは、V6のテレビで紹介される前で、これほどの人気店ではなかったんだけどなあ。 月曜の昼なら大丈夫だろうと思って行ったが、12時10分ですでに3人並んでいる。まあ3人ならいいか、と列の最後尾へ。ところが、意外に回転が悪く、店の中に入れたのが12時25分ごろ。さあ、食えるぞと喜んだのも束の間、さらに店の中の椅子で10分ぐらい待機。まるでディズニーランドだぜ。そんなこんなでやっと着席だ。 注文は、昼だけ提供されるトンコツラーメン「ヒルトン」のセット(サラダとご飯つきで750円。ヒルトン単品は650円)。ところが、店の兄さんが「サラダがなくなってしまいました」という。じゃあ単品でいいや、と思ったが、「ご飯があるなら、サラダなしでいいから、セットにして」と頼む。が、兄さんは「ヒルトン単品とご飯単品(200円)ですね」という。サラダがない上に100円も高くなるものを誰が食べるんだ? 「じゃあ単品でいいです」とご飯を断って、ラーメンを待機。 麺劇場と謳うだけあって、ここの席は扇形のひな壇。どの席からも、扇の要の位置にある調理場の様子が丸見えなのだ。今日は最前列で観劇。 さあ、今度は本当に食えるぞ。スープはトンコツにしてはさらり。焦がしネギの風味がいい。チャーシューはトロリでかなりポイントが高い。麺もパキッ、モチッ、クニッの中間のようなイイ食感。と食べ進めていたら、兄さんが「サラダなしでセットにできますよ」と言ってきた。それならご飯をお願いしましょ。漬物つき。なかなかいいご飯で、硬めに炊いているのにもっちりしている。うまい米だ。 飲み干したら、ザラリとした骨の粉が底に残る。それだけよく煮出しているのに、このすっきり感は丁寧な仕事の賜物なんだろう。しかし、毎回並ぶのはつらいなあ。
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Last updated
2007.06.03 23:40:12
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