テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:旅行
広島の原爆死没者慰霊碑の前で生徒たちが『ひろしま平和の歌』を歌った。リコーダーで最初の音を取ってからアカペラで歌った混声四部合唱。美しくハモった素晴らしい歌声が平和記念公園に響いた。
♪風清く かがやくところ 国のはて 世界の友に おお熱く 思いかよえと 鐘は鳴る 平和の鐘に いまわれら 手を差し伸べて その睦み ここに歌わん 戦争によって破壊され荒廃した国土を前にして、今後平和な世界を創造することを決意した日本国民の気概が伝わってくる。戦後60年間ずっと歌われてきたこの歌は、この時代の日本人の心を表している。この場所でこの歌を歌った子どもたちは、この時代の日本人の一番大切なものを体得し体現している。この心が永遠に受け継がれ、全世界に広がっていくことを願うばかりである。 知識としては知っているつもりになっている、原爆や戦争のもたらす悲惨さ。それが現地である広島に来て、語り部の話しを聞き、資料館を見学し、ボランティアの人々に様々な碑を案内されながら、空間を踏まえた臨場感を伴って学習されていく。広島修学旅行の意味をあらためて認識したところである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月30日 17時55分24秒
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