テーマ:お勧めの本(7219)
カテゴリ:作品
『サウジ 砂の王国』と『ロシア 愛の終わりに』の2作品が収録されている。それぞれ、サウジアラビアとロシアを舞台にした別の小説である。一種の恋愛小説ではあるが、それよりも国際政治小説としての要素が強い。現地の事情を知った者でしか書けない冒険小説でもある。
《怒号する20世紀》が、「ただの現在」ではなく最早「過去」となりつつあった96年に出版された。ペンネームは、福井孝典とする前に使っていた筑井耕市となっている。 例によってあまり売れなかったが、読んでみると結構おもしろい。ぜひご購読を。 作品名『世紀末の荒野』。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月26日 10時03分00秒
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