介護福祉士なびげーしょん

介護福祉士の資格は国家資格で、試験を受ける必要があります。
試験は、筆記試験と実技試験に分かれます。

1月下旬に筆記試験、3月下旬に実技試験が行われます。
筆記試験の会場は全国に30カ所、実技試験の会場は全国に12カ所あります。

筆記試験は、10科目群で試験が行われます。
「人間の尊厳と自立、介護の基本」、「人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術」、「社会の理解」「生活支援技術」、「介護過程」などがあります。

「発達と老化の理解」「認知症の理解」「障がいの理解」「こころとからだのしくみ」なども問われます。
総合問題と合わせて10科目となります。

実技試験は、介護などに関する専門的な技能を試されます。
受験をするには、高等学校又は中等教育学校において、福祉に関する所定の教科や単位を修めて卒業する必要があります。

また、特例高等学校で、福祉に関する教科や単位を修めて卒業した後、介護などの業務に決められた期間以上従事することでも受験資格を得ることができます。
期間は、在職期間9ヶ月以上、実働日数135日以上です。

特別養護老人ホームや介護老人保健施設での介護の業務やホームヘルパーなどの仕事を一定の期間以上した場合にも受験資格を得ることができます。
この場合は、在職3年以上、実働日数が540日以上です。
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