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透析生活

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2009.06.08
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カテゴリ:病気のこと
1日遅れで更新しています(><;)雫

本当は昨晩 (というか明け方近くに) 更新しようと思っていたんですが、
仕事関係の調べものをしていたら、あっという間に時間が経って
気付いたら出勤しなくてはいけない時間になってしまっていたんですよ~どくろ

慌てて着替えて仕事に行っちゃったのでダッシュ、結局更新できませんでした。
いつも通りに遊びに来てくださった皆さま、本当にゴメンナサイm(v v)m

ということで、本題です。

歌手のMさんがご家族からの腎臓の提供を受けて腎移植を受けた件が
ドキュメンタリーで放送されたそうですね(ё o ё)
私、そういう番組が放送されることすら全然知りませんでした~( ̄▽ ̄;)

どういう内容だったかは見ていないので、その件に関してはコメントできませんが、
こういう “生体腎移植” の話を聞くたびに、私は不安になることがあるんですよね。

それは患者さんのご家族のことなんです。

私自身は、腹膜透析を始めたのをきっかけに、臓器移植ネットワークに登録してあります。
普段は自分が移植希望で登録をしていることなんてすっかり忘れて生活していますが、
立場的には善意の方からの腎臓が提供されるのを待つ身の1人です。

でもその登録の際に、実は当時お世話になっていた主治医のOドクターから
「ご両親からの(腎臓の)提供についてはどう考えていますか?」 という話があったんです。

Oドクターはとても素晴らしい方で、両親のこともよく考えてくださっていました。

「患者さんには患者さんの人生があるように、ご両親にはご両親の人生があるわけですし、
医者の立場からこういうお話をするのも正直言って気が引けるんですが、、、。
もしあなたにもご両親にも移植の意思があるにも関わらず、ちょっとしたタイミングが合わずに
年齢や体調の関係で 『結局ダメでした』 となってしまってはお互いに心残りでしょうから、
ここで敢えて聞きます。生体腎移植を受ける気はありませんか?」

そういう内容のお話だったと記憶しています。

私も当時は若くてピチピチして(!?)今よりはキレイでしたし(^▽^;)、
結婚とか自分の子供を持つことに対してのかすかな期待というものも持っていたので
移植の件は本当に本当に悩みました。

両親も、自ら積極的に 「移植しなさい!」 とは言いませんでしたが、
「移植したいのなら、今なら(年齢的に)お父さんもお母さんもあげられるよ?」と言ってくれました。

でも、、、。
移植してもこれから一生その腎臓が使えるわけではないということ。
ドナーである両親も100%安全だとは言い切れないということ。
腎臓は他の臓器とは違って、透析を受けることで不自由でも生き続けることができること。

そういうことを考えた結果、私は両親からの提供は受けないという決断をしました。
この決断、私は今でも後悔は全くしていません(*^-^*)

そんな私がどうしても気になるのは、こうして生体腎移植を受けた方のお話が流れたときに、
世間の人々(その大多数は素人さん)が透析患者さんのご家族に対して
「あなたはどうして腎臓をあげないの? あなたの家族が苦しんでいるのに平気なの?」
というような圧力をかけてしまうのではないかということなんです。

実際に、私が知っているご家族の中にも、そういう圧力に苦しんでいる方がいらっしゃいます。
生体腎移植をするにしてもしないにしても、それは患者さんと提供者の間で決めればいいことで、
関係のない外野がゴチャゴチャ言うことではないはずなんですけどね。

腎臓をあげたから愛情があって、あげないから愛情がないということではないはずなのに、、、。

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最終更新日  2009.06.09 19:49:03
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