大事なことに集中する
【中古】 大事なことに集中する 気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法 /カル・ニューポート(著者),門田美鈴(訳者) 【中古】afb1.ディープ・ワーク知的作業をする場合には「ディープ・ワーク」が重要と説いています。ディープワークとは「認識能力を限界まで高める、注意散漫のない集中した状態でなされる職業上の活動。こうした努力は、新たな価値を生み、スキルを向上させ、容易に真似ることができない」ということで、ディープ・ワークに使う時間を増やすことが生産的であると説いています。2.シャロー・ワークディープ・ワークの反対が「シャロー・ワーク」で、「あまり知的思考を必要としない、補助的な仕事で、注意散漫な状態でなされることが多い。こうした作業は、あまり新しい価値を生み出さず、誰にでも容易に再現することができる」というもので、メールのやり取りなどを挙げています。3.瞑想をトレーニングして、深く考える能力を向上させるディープ・ワークを増やし、シャロー・ワークを減らすためには、ネットを使う時間を限定して、計画的に使うこととしています。ディープワークのトレーニング法として、「生産的な瞑想」があるとしています。身体的に何かをしている時間―ウォーキング等―を利用して一つの明確な仕事上の問題に注意を集中させることです。職種によっては、プレゼンの要点をまとめることでも良いそうです。瞑想によって深く考える能力を急速に向上させられるのだ。本書のタイトルはあまり気に入らないです。わたしは、大事でないことをきっちりすることが信用を得ることだと考えているからです。しかし本書の内容は十分参考になりました。今日、親戚の家に行くのに乗った電車の中で、ほとんど人がスマホをいじっていましたが、私は仕事のことで瞑想していました。