メンフィス part4■ メンフィス その4 ■さて、メンフィスのクライマックスは、いよいよとっておきの「熱いスポット」をご紹介しましょう。 その前に、まだ紹介していない、その他のソウルフルスポットをいくつか書いておきます。 MEMPHIS MUSIC HALL OF FAME MUSEUM BB KINGやアルグリーン、ウイルソンピケット等、メンフィス出身の有名ミュージシャンの殿堂です。 ここでのマストは「STAXレーベル」のTシャツ。 日本では入手困難なこのアイテムも、ここで格安で買えます。 SUN STUDIO ソウル系はSTAXですが、プレスリーやBB KINGはこちらのレーベルです。 スタジオ巡りのツアーやSUNレーベルのトレーナーやTシャツ、キーホルダーや書籍など、土産物も豊富。 WDIA RADIO あのルーファストーマスがDJをやる、メンフィスでイチオシのFM局のスタジオ。 連日ソウル歌手やファンクバンドのトークショーをやっており、著名有名人が集う。 私が行った時も「BARKAYS」と「SLAVE」がいた。 DOWNTOWN トロリーが走る道沿い一帯も、非常にファンキーな店が揃っています。 アトランタ同様、黒人のマネキンやドレッドヘアの鬘、頭の3倍ぐらい大きい帽子や眼鏡。 ソウルトレインで見たあの衣装が、リアルタイムで売られています。 本当にショーウインドウを眺めているだけで楽しいです。 PEABODY HOTEL フロアの上の方に、ブルージーなバーがあり、毎晩ライブの生演奏が聴ける。 アヒルの行列も名物。 私が行った時、こことビールストリートの間に、巨大アミューズメント施設を建設していたので、今は相当大規模なリゾートホテルに変貌しているはずです。 BEST WESTERN BENCHMARK HOTEL(旧DAYS INN) ここのラウンジがイチオシ!! そう!このラウンジこそ、とっておきのスポット「MEMPHIS SOUND ROUNGE」です。 いろいろ説明するより見た方が早いので、ひとまず写真をどうぞ。 いかがですか? 言うまでもなく、ここは100%黒人オンリー。 しかも年齢層が高い!(ガキがいない) かかる曲も1975年~1980年ぐらいのダンスクラシック。 チークタイムが長めで、これがまた「なんでこんなスローな曲なのに?」ってうならせるぐらい、チークではないペアダンスをするんですよ、黒人は。 なんというか、日本人ではマネできないなぁ。セクシーな踊り。 あと、なんと、この箱はステップがある!! オージェイズのサバイバルとか、KCサンシャインバンドとかに合わせて、2種類のステップがビシっと揃う。 これがまた、日本のそれと違って、めちゃくちゃかっこいい。 さらに、微妙なバリエーションやアドリブがあって、その腰つきとかがもうたまりませんって感じ。 いやぁーこの雰囲気って表現できません。 こんなの日本人が見たら即ノックダウンだと思います。 おまけに生バンドがめちゃくちゃ上手い。 私は4回行きましたが、それぞれ違うボーカルが歌っていました。 一番印象的なのは、グラディスナイトにそっくりなハスキーな声を出す女性ボーカリストが、「Neither One Of Us」を熱唱していて、これまた即ノックダウンでした。 あとはバーケイズやコンファンクション専門のバンドとかね。 とにかくすごいです。 バーケイズで思い出したけど、さきほども書きましたが、バーケイズのボーカリストに偶然会ったので、その写真もどうぞ。 まぁそんな感じで、私が知っている限りでは、最もソウルフルな町、テネシー州メンフィスをご紹介しました。 ちょっとアクセスが悪いけど、行ってみる価値は充分あります。 みなさんも一度は訪ねてみてください。 以上でメンフィスの旅は終わりです。 続編は、定番ニューオリンズ、ニューヨークやロスの黒人地域情報などを予定してます。
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