カテゴリ:美術教育論
美術教師として20年がたった・・
今日の酒井式の放映でますます寒い図工美術教育の現状と危機を感じた 国営放送がこんな企画をするなんて 私は受信料は払ってますよ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子供の感性は工場で生産される規格品ではあるまい 感性を大人の~法という 型に当てはめて似たように生産するなら 日本人の芸術的センスはますます醸成されないなだろう 担任の先生の顔を画一的な書き方で描いていたが みんなかけるという喜びはあっても そこには空虚な たとえば そう 300円のプラモデルをみんなで買って 作り方を 先生の言うとおりつくって 同じものができたという あの安っぽい わびしさで ある それは現代っ子の創造性のなさにつながる 実は私は小学生も教えていたことがある そのときは キミ子方式の本を買って サンマを描かしたことがあった みんな確かにかけた でもその後が大切である 鮭やニジマスやぶりやイトウなど魚というテーマで魚にまつわる思いを各自表現させてこそこの学習が生きるのだ 富良野にいた頃展覧会で絵の審査をしたとき 酒井式の絵ばかり何クラスも出てきて辟易したことがある 電柱と電柱の間に家がかかれている作品である この絵が100点以上も 並んだのだ 授業時数は少ないは子供の生活体験は希薄になるは・・・絵はこのように幼少期に描かされるは・・・・・ 大人は子供の心をどう考えているのか 中3になってから絵を描くことに嫌悪感を持つ生徒が出現するのは 小さいところから感性を認められ 励まされた経験が少ないからか 普段の授業を大切にせねばと自戒を含めて 放送を見てそう思った お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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