昨日からの続きです
 

◎末端の血流アップが誰にも必要

毛細血管は有酸素運動で２０％も増える

　全身の老化を食い止めるためには、毛細血管の減少を防ぎ、減った毛細血管を増やして　

もとの状態に戻す必要があります。

　簡単で効果的な方法としておすすめしたいのが、ウォーキングや軽いランニングなどの有

酸素運動です。

　有酸素運動によって体のすみずみまで酸素が行きわたれば、それが刺激となって新しい

毛細血管が作られ、末端の組織まで十分な量の酸素や栄養を送ることができるようになりま

す。

肌つまみの驚きの血流アップ効果
　

全身に張りめぐらされている毛細血管の減少を防ぎ、これを増やすためには、体の中でも血

流が特に滞りやすい手・足・顔（頭部）・肌など体の末端部分の血流アップが肝心です。

　４０℃程度のぬるめの湯に１０～２０分かけて入浴したり、手湯・足湯を行ったりしてもいい

でしょう。

　そして、ウォーキングのような有酸素運動も必要です。こうした運動には、全身の毛細

血管を広げて体の末端部の血流を促す優れた働きがあるので、ぜひ励行してください。

　そのうえで、体の末端部の血流を飛躍的にアップさせる最良の方法としておすすめした

いのが、「肌つまみ（正式には整膚という）」です。

最大の特徴は指圧のように皮膚を圧迫して刺激するのではなく皮膚を手の指で軽くつま

み上げて刺激します

皮膚をつまんで刺激をすると陰圧力によって、引っぱられたほうに血液が流れ込み、指

を離すと皮膚がもとに戻る圧力で血液が毛細血管へ一気に流れ、血流がアップするから

です。

　とりわけ、女性に関心の高い美肌効果とリラックス効果は、肌つまみの大きな特徴の一

つです。（　雑誌　わかさ　より抜粋）

四日間にわたる毛細血管の重要性　勉強はこれでひとまず終講です

お風呂で血流アップ　炭酸泉

ありがとうございました　　　　

 私が風呂野　番です　（温泉学会会員　　日本温泉気候物理医学会会員）